ミルクと私達の出会いは8年前の冬。
それまで猫が2匹いました。私と主人が結婚してすぐにウチに来たスコティッシュホールドの『紋次郎』と『躍丸』
その紋次郎が天国に逝ってしまって、私達も躍丸もさみしい思いをしていました。
そんな時友人から『飼い主が死んでしまった4歳のゴールデンが行き場所がなくって困ってる。今いるお家も赤ちゃんがいて飼えないらしくて、このままだと保健所らしい。HOKU MOM(その時はまだHOKU MOMじゃなかったけど)のところは飼ってあげられないかな?』という話が来ました。
『紋次郎』が逝ってしまってさみしかったし、『躍丸』も一人じゃかわいそう…
娘も今度は小学生だし、今度は犬を飼いたいねという話もしていました。
でも、初めて犬を飼うのにいきなり4歳のゴールデン…大丈夫だろうか…
でも、会ってみるだけでもと友人に背中を押され、娘と二人で車で1時間のところまで行ってみることにしました。
案内されたお家の庭でボール遊びをしていたのは…
ユッサユッサと巨体を揺らして走る巨大な犬。『えっ?!これ、ゴールデン???』
顔は横に広がって、背中は四角… でも、顔は笑っているように見えて…
思わずこっちも笑ってしまいました。
すると娘がミルクを撫でながら『ママ、Nacchi飼いたい。連れて帰ろう!ちゃんと面倒みるから(嘘だった…)』と。
そうしたらミルクが私を見上げて『連れてって!』って[言った]
よし、連れて帰ろう!!
私は運転だったから、ワンボックスの後ろをフラットにして幼稚園生だった娘とミルクを二人きりで乗せた。今考えたら、どんな犬かも解らないのに無謀な事をしたもんだと思うけど、危険とか噛まれたらとか全く考えなかった。きっとミルクが大丈夫オーラを出していたんだと思います。だって、Nacchiとミルクは今までも一緒にいたみたいに寄り添って家路に向かったから。
『躍丸も』最初はフーっ!!ってしてたけど、そのうちに慣れてしまって。
そして、今までもいたみたいにその日からミルクは家の家族になったんです。
きょうHOKUとボール投げしていて、あ、ここでミルクが来た頃ボール投げしたなぁって
ミルクを思い出しました。