“♪♪♪♪〜♪♪♪♪〜♪♪♪♪〜♪♪♪♪〜”
“バサッ!!!”
“・・・”
「まちゃおく〜ん。明日は4時ですから、宜しくお願いしますよ〜。」
そう言ったはずなのであるが、暗がりの中、私の足元で丸くなっている、抹茶の姿があるのである。
「しょうがないなぁ。早いもんねぇ。」寝室のドアを少し開けたまま、居間へと移動。
「ん?なんだ?こんな時間に?」とでも言いたげに、私の後を、ヨレヨレ付いてきたのである。
「早く起きてやったんだから、ヨシヨシしろよ〜。」
いつもより、『ヨシヨシタイム』が長かったのである。
“っていうか、いつもの無駄?!に早く起こしてくれるのは何??”
心の叫びである。
『早起きは・・・』頭がボンヤリしたままである。
ニャ王を送り、車を運転して帰ってきたのだが、頭と精神のバランスがとれていない、歯車が、完全に!噛み合っていないことを、実感するのである。
既に街には、通勤される方、健康のために走られている方、
「まだ6時台よ・・・すごいよね・・・」としか言えなかったのである。
我が家では、
“待ってたぜ〜。ヨシヨシしろ〜。”
気が済んだら、私の足を一咬みして、爆睡状態の抹茶の姿。
それを観察する私。
世の中の皆さん、本当にすみません!!なのである。