抹茶が家族になって、二度目の夏を向かえようとしている。
もう?!
という感じなのではあるが、存在感は、私の父(頑固オヤジ)と対等、
いや、超えているのである。
大の?!『エアコン嫌い』である私は、
出来ることなら、使わずにいたい!!
(現在、元から電源を落としている)
のであるが、どぉも、抹茶は暑がりのようである。
同じ春生まれなのだが・・・
私は4月、抹茶は3月。あ゛・・・
ニャ王は3月である。確かに暑がり!!である。
そっか・・・3月は冬になるのか・・・
来客時にエアコンの電源は入れたが、『コタツ』のみで冬を越したのである。
が、抹茶は電源の入っている時は入らず、切っている時、しかも、留守番中だけ丸まったのである。
よ:「猫はコタツで〜♪じゃないの?」
ニ:「まちゃおは別なんやろ。」
よ:「まさか!?父の足の臭いが〜やったりする?!」
ニ:「失礼な!虜やないかい!オレが靴下脱ぐ時、絶対来るぜ〜。」
バカな会話を冷ややかに、捕まらない位置で見ていたことは、言うまでもないのである。
決戦は6月!!!
まだ大丈夫やろ〜。とニャ王を送り、30分程で帰宅すると、ドアのガラス越しに、慌てて駆け寄る黒い陰。
「抹茶君、ただいま〜♪」
「・・・ぁ゛・・ぁ・・・」
しゃがれた声で、ドラマの“助けてくれー!”と、足を掴みに這ってくる人?!のような状態の抹茶が居たのである。
「どうした?暑かった?」まだ、猫初心者の私には訳が分からず、とにかく風だ!と『エアコン』の電源を入れてみたのである。
ムク!テケ♪テケ♪テケ♪テケ♪
軽やかに移動。
「え゛・・・まだ、何も変わってないよね?!」
家の中は私には寒いぐらいではあったが、春の日差しが心地良い一日なのであった。
今年もそろそろ?!なのであろうか。
ニャ王がTシャツにパンツ姿で、出没し始めている。
我が家のエアコンは、環境に優しい『エコ設定』になっているが、
ニャ王も抹茶も、夏場は全然優しくないのである。
「日本人なら、四季を感じなきゃ!」は、通らないのである。
「冬、寒い!寒い!言うてるクセに〜。」
そこは団結するのである。
どうか、そこまで暑い夏でありませんように・・・
そう願う今日この頃なのである。