田代島に行って思うこと | 小太郎のMY ROOM - ペットストリート

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戸籍
  • ■猫種: ブリティッシュショートヘアー
  • ■誕生日: 2007年07月03日
  • ■性別: 男の子
  • ■ニックネーム: コタ
  • ■好きなこと: キャットタワーから外を眺めること

■小太郎の家族

あき
 




コタ&あきとのまったり生活☆

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ドンクサイ小太郎との生活に、思わず現れたお婆ニャンあきちゃん♪
2匹&飼い主のドタバタまったりの日常です☆

田代島に行って思うこと

登録カテゴリ:日常の出来事 投稿日時:2014年10月19日 14時37分

長いかも(^-^;



唯一の商店の前で、私たちを出待ちする猫たち


店を出るとわらわらとあっちからこっちから出てきて、数えたら20匹

みんなお腹を空かせてる

自分たちの食料も持たずに行った私たち
その商店が開いていたおかげでパンを買えました

一緒に、猫にあげれそうな煮干しの大袋を購入

小さくしてあげるとすごい勢いで争いながら食べる猫たち


その場から民家の間の細道を歩き始めるとまたあっちからこっちから出てきて、あっという間に再び20匹くらいが行列を作ってついてきます

パンは食べないだろうと思いながら落としてみると、食べる食べる(*_*)


港のそばについたらまた現れた違う猫たち


みんながみんなお腹を空かせ痩せている
中には骨がくっきりのガリガリのコも

そしてほとんどのコが涙目でただれ、鼻水で鼻がふさがれ息苦しい呼吸
カラスに目をつつかれたコがたくさん…

支援で猫のご飯もあるはずだし、漁師さんや民家からご飯をもらってるはずなのでは?


3枚目の白くておっきいコ
すごくなつっこくて抱っこもできちゃう可愛いコ♪

両耳、両目、鼻、至るところが傷だらけ…

目の前の民宿のおじさんに聞いたら、この猫は東京からの旅行客に捨てられていったのだとか(T_T)

「震災よりまえだなぁ〜もっと太ってたげど痩せだなぁ〜年なのがな」

どうりでなつっこい…
都会でお家猫として飼われていたのに、いきなりこんな大自然の中に置いてかれて…どんなにか大変だったのだろう…身体中の傷、他の猫よりボサボサの毛が物語ってる気がしました


港近くで煮干しをあげていたら、ジーっ!っと見つめる島のおばあさん

ちょっと恐そう(*_*)勝手に例えるなら「天空の城ラピュタ」に出てくる海賊のおばあさんに似てる(^o^;)

エサやりして怒られる?!
と思いきや、逆でした

ここのコたちは食べるものが少なくていつもお腹を空かせてるのだとか

「この島の住人50人のうち猫好ぎな人なんか10人いねえよ あちこちウンチやらオシッコすっから嫌だって人ばっかだ」

旦那さんは漁師で、猫が大好きだから今朝も鮭2匹さばいて食べさせたとか
魚が取れない日はご飯をあげてるそう

でもどの猫も食べれるわけじゃない

ちょうど通りかかったおばあさんも知ってる牡蠣の加工場で働くおばさんが加わり

この人も猫が好きでお腹を空かせてるのが可哀想でカリカリと水をあげてるけど、工場長からは「エサやったらクビだからな」と言われてるそう

そう言われても可哀想で見てられないからこっそりとあげてるんだそうです

私「事前に調べたら、漁師さんの魚や支援のご飯を食べていて栄養過多で病気になるといけないからあげないでくださいってあったんで、何も持って来なかったんです」
と言ったら

「何で!?何に書いであんの?みんな栄養不足で目だってただれでんだよ!どごに支援のエサあんの?猫の楽園なんて言われでっけどこの子だちにしたら全然楽園なんかじゃねぇ!」

すごい剣幕で怒っていました

このおばさんたちは、これ以上増えすぎないように何匹かでもいいから去勢・避妊手術をしてほしいとお願いしましたが、
「弱いのは死んでくから数は変わらない」と言われたそうです

自然界の摂理からいえば正論です
でも小さい命たちが次々失われていくことを目の当たりにする猫好きな人にとってはたまらないことかもしれない


帰り道、帰ってきてから今までいろいろ考えますが、、、

自然界で生きる猫ということでは田代島の猫も自分の身近にいる野良ちゃんたちと何ら変わらない

楽園なんて言葉は人間が勝手に作り上げたもの

でも人間に怯えずに島ののんびりゆったりした中で暮らせることだけは幸せでもあるかもしれない


非常に残念というか悔しかったのは、皆さんに田代島復興のためご協力をお願いした団体の中心になってる方も猫嫌いなんだそうです

だったら猫使って金集めするなよ!!!
と憤りを感じると共に、皆さんに謝りますm(__)m

もちろんメンバー全員ではないにしろ、嫌いであれば一緒にやっちゃいけない、やらないで欲しい そういう人が中心にいるかと思うとやりきれない思いがします
本当にすみません!m(__)m


港にいた秋生まれのチビちゃんたちは冬を越せるだろうか


5枚目のチビ白猫ちゃん
一番気がかりで、連れて来れるなら連れて来たいと思ってしまったニャンコ

ガリガリで両目がただれてほとんど目が開かないコでした

私にずっと着いてくるんですよ(>_<)


おばさんたちから話を聞いてたまらなくなり「冬前にもう1回来たいな…」とつぶやいたら、紫陽花さんが「もう1回来ますか!」
と( ゜o゜)

思いがけずまた一緒してくれるというので、2週間後に私たち田代島再訪します


おおっぴらにはあげれないけどリュックにカリカリいっぱい詰めて!

帰ってきてから調べたら、いろんな場所にエサBOXがあり、持ってきた猫のご飯を入れてくださいとのこと

このBOXの中のはちゃんとやってくれんだよね?と少しだけ不信感を持ちながらですが、あげれなかった分はここに
もしこの前お話し聞かせてくれたおばさんたちにまた会えれば託してくるつもりです

私が、楽園という言葉を信じていただけかもしれない
可哀想なコがいっぱいいるかもしれないから行くことを躊躇していたのかもしれない

一度あげたからどうなるわけでもないけれど、行けるときには行ってみよう〜!


長々つらつらと書いたのを読んでいただいてありがとうございますm(__)m


どうあれ、猫好きとしては一度訪れる価値のある場所だと思います
みなさんもいつかおいでください































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