6月9日に、地域猫のガツと言う子が体調を崩し、病院に行った、と言う話を書きましたが、その後続編がなかったので今日はそれを。
病院に行ったガツはそのまま入院しました。あまり良い状態ではなく心配されましたが、治療の甲斐あって、数日後には退院して元いた場所に戻りました。
その後、以前のガツに戻り、毎日ガツガツ食べていたそうです。
皆で良かった良かったと喜んだのもつかの間、7月初めに再度食欲が落ちほとんど食事を受け付けなくなりました。それでもお世話になった方々にいっぱい甘え、撫でてもらったガツ。
そしてついに7月4日、ガツは姿を消しました。後から思えば、あの時皆さんに甘えてきっとこれまでのお礼を言ってどこかへ姿を消したのだろう。ガツはもうすでに立派にシニアな年齢、常に他猫のご飯を狙うようなガツガツしたかわいげのない奴だったけど、人間が好きできっと幸せな一生だったのだろうね、ずっとガツのことは覚えていよう、と皆で話しました。
ガツはずっとこの場所にいたわけではなく、以前は他の場所で他の方に可愛がってもらっていました。何人もの地域の方に愛されてきました。
外に暮らす猫が、特別体調が良くない状態で消えた時、その時はもう、ほとんどの場合、二度と会えないことを意味しています。でもガツはきっと幸せだった、と信じるしかありませんでした。
そんなことがあって10日近くたった昨日のこと、なんとガツが戻ってきた!との知らせが入りました。
私達はびっくり、良かった良かったと喜びました。
今日見に行ってみると、(ここは昔サビーが生まれ育った場所)なんとガツが私を見てやってきました。
「なんか食べるもん、ある?」と。そう来ますか!やっぱりガツはガツ、それでいい!せっかく戻ってきたのだから、又皆さんに可愛がってもらってね。