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小梅(東)
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サビ猫2匹、茶トラ一匹、それぞれ生まれも育ちも違う3ニャンズのお話
2010年12月1日、それは私たちにとっても、梅茶にとっても 決して忘れられない日となりました。 サビ猫さび子がサビ猫館にやってきたのです! その少し前に相棒と知り合い、当時子猫がいっぱいいた現場から この子は家猫の素質があるから、ぜひ里親を探したい、 それについては、サビ猫館でしばらく預かってくれないか、という話になりました。 当日、さび子をワクチンに連れて行ってからうちに来る予定でしたが、 さび子は風邪をひいていてワクチンは無理、と言われ、 しばらくお薬を飲んで様子をみることとなりました。 初めての子猫にとまどう私、 とんでもない!とイカ耳連発のちゃーや。 ったく、最近の若いもんは・・・と呆れ顔の小梅。 この二人の表情から、いかにさび子が歓迎されていなかったかわかりますが、 小梅はさび子にせがまれて結構一緒に遊ぶようになりました。 毎晩10時頃になると、二人はいつの間にかチェイスを始めていて、 私たちは目が回りそうでした。 子猫と暮らすのは初めてだった私は、 あまりによく遊び元気なのでびっくりしました。 子猫用フードには何か特別なものが入っているのか!?と思ったほど。 歓迎されてないさび子。 特にちゃーやはだめで、常にこんな風に表情が曇っていました。 大丈夫、この子はうちの子にはならないから、安心してね、と何度も言って ちゃーやが居場所がなくなったなどと思わないよう気を遣いました。 私はいずれは里子に出るさび子を、あまりかわいいと思わないよう努力しました。 でも、そんなのは無理な話、かわいいに決まっていますから。 あまりかわいくなってしまったらお別れがつらいから、 できるだけ、なるべく、かわいがらないよう努力するしかありませんでした。 望まれて里子に行くさび子には、幸せいっぱいの生活が待っているのですから。 さんざん遊んで、遊び疲れて、ついにギブアップするさび子。 天真爛漫とはこういうことを言うのでしょう。 お別れの日が近づいてくると段々落ち着かなくなりました。 明日は新しいお家に行く、という前の晩、 私は最後にさび子が満足するまで遊んであげようと決めました。 しかし深夜になっても疲れたと言わないさび子に私がギブアップ、 仕方なくまだ遊び足りないさび子を置いて先に寝ました。 静かなアダルトチームとKYなさび子。 何度見てもおかしい。 このときさび子は2キロ未満。ちゃーやは5キロ近かったと思います。 新しいお家に行った日は心配でたまりませんでした。 でも! 意外にもさび子がいなくなって私が思ったことは想像していたこととは違いました。 それは・・・ 確かにさび子はかわいかった。子猫は面白い。 でも! 本当に大切でかわいいと思えるのは 今まで一緒に長い時間を過ごしてきた梅茶だ、ということでした。 さび子がしばらくいてくれたおかげで 私はこの二人の大切さを再認識したわけです。 サビーと名前が変わったさび子(あまり変わらないけど)のことは 今も大切に思っているしかわいいと思っています。 うちの子と公園猫たちと、サビーと、 私には大切な子がいっぱいいて幸せです。
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