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小梅(東)
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サビ猫2匹、茶トラ一匹、それぞれ生まれも育ちも違う3ニャンズのお話
今日5月11日は猫崎公園のぶーちゃんの命日です。 昨夜はぶーちゃんを愛した仲間たちが集い ぶーちゃんの思い出話に花が咲きました。 2013年4月7日 ご飯のあとまったりとくつろぐぶーちゃん この時余命1か月、などと誰も想像しなかった。 4月26日 この日を最後にぶーちゃんは姿を消してしまいました。 いつもの通りご飯に参加していたぶーちゃん この時のことを小春はこう振り返ります・・・ 「あの時、あたしはぶーちゃんにこういわれたですにゃ。 『これからは小春さん、あなたが公園クイーンですからにゃ、 よろしくお願いしますにゃ』 でもあたしは何のことだかわからなくて、 ぶーちゃんをボカボカとやっちゃったですにゃ 今思えば、あの時ぶーちゃんは、もう旅立ちの準備をしていたですにゃ。」 首輪につけた迷子札を見て、「グレーの猫がふらふらになっている」、と 猫寿さんという男性が連絡をくれたので 私たちは最後の最後でぶーちゃんに再会することができました。 5月10日、亡くなる前日のことでした。 そのあと、猫寿さんから昔の猫崎公園の話を 色々聞くことになったのです。 そして二つ目の旅立ち。 ぶーちゃんを一番かわいがっていた男性、猫徳(ねこのり)さんは 昨年秋に又別の猫との出会いがありました。 猫徳さんの職場に、ある日突然こんな仔猫(♂)が現れたのです ちょっとロン毛の美形、猫徳さんはたちまち心を奪われたのでした 人懐こい性格でチャロと名付けられたこの子は 日中当たり前のように暖かい室内で過ごすようになりました。 猫徳さんは、事情があって家で猫を飼えないため 職場でチャロの世話をしていました。 ところが、段々とそれも難しくなり猫徳さんは悩みました。 このままでは、チャロの居場所がなくなってしまう・・・ 思い切って里親探しをするのか、それとも・・・ そんな時、たまたま「猫を飼いたい」と言うご家族が チャロを引き受けてくださることになりました 順調に話が進み、本日5月11日、 チャロは新しいご家族に迎え入れられました お嬢さんは獣医師志望、という動物大好きなご家族で、 必ずやチャロは幸せになってくれると思います 写真は、昨日猫徳さんが撮った最後のチャロです 7か月間、猫徳さんと過ごせてよかったね さよなら、チャロ 幸せになってね もしかしたら、このご縁はぶーちゃんのお導きでは と皆が思った今日5月11日、チャロの旅立ちでした。
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