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小梅(東)
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サビ猫2匹、茶トラ一匹、それぞれ生まれも育ちも違う3ニャンズのお話
お兄ちゃん(左)と妹の縞ちゃん(右) 二人は公園で生まれ育った兄妹です。推定4歳。 それは仲の良い兄妹で、雨の日も雪の日も二人寄り添って生きてきました。 2012年4月の写真です。 縞ちゃんは身体があまり丈夫でなく、アレルギーもあるので 去年の七月に「おばあちゃん」のお家の家族になりました。 縞ちゃんのいなくなった公園でひとり過ごすお兄ちゃんは きっとさびしかったことでしょう、でもお兄ちゃんはなんとか乗り越えてくれました 最近ちょっと風邪気味?と思っていたところ、 月曜日の大雪の日から姿が見えなくなりました 体調の悪いのにこの寒さ、大丈夫だろうか・・・ 皆で心配しました お兄ちゃんに何かあったのではないだろうか、見かけたらすぐに知らせて いて当たり前のお兄ちゃんがいないなんて そんなこと考えられませんでした。 二日後にようやく見つかったお兄ちゃん、 きっと具合が悪く、どこかでじっとうずくまっていたのでしょう かわいそうな事をしました。 即保護して通院、抗生剤、インターフェロン(抗ウィルス剤)などの治療を してもらいました。 おばあちゃんのご家族は、 いつかはお兄ちゃんも家族に、とずっと考えてくださっていました。 それが今回のお兄ちゃんの不調がきっかけとなり、ついに実現しました お兄ちゃんは病院から公園に戻らず、おばあちゃんのお家へと向かったのでした 悪夢のような一時間の間に何が起こったのかさっぱりわからないお兄ちゃん 頭の中はぐるぐるごちゃごちゃつかれた〜〜 ここはどこ?ボクは誰?なんでみんないるの?わけわかんねぇ それでもどの顔も皆知っている人ばかり、お兄ちゃんは比較的落ち着いていました。 突然やってきたお兄ちゃんをじっと見ているのは 今や炬燵嬢となった お兄ちゃんの愛妹、縞ちゃん 縞ちゃん あら〜誰かしらね、猫を見るのは久しぶりだわ ぷぷっ、結構イケニャンじゃないの 公園仲間みんなが見守る中、縞ちゃんは炬燵を出てお兄ちゃんに接近 お〜〜感激のご対面なのか・・・ しかし縞ちゃんが接近したのはここまで 警戒して少し離れた所に落ち着きました。 半年ぶりの再会、二人はどう思ったのでしょう。 半年は猫にとっては長い長い時間、 もしかしたらもうお互いを忘れてしまったのかもしれません 2011年11月、 縞ちゃんが一週間の入院から公園に戻った日、 すぐに出迎えたお兄ちゃん。 「縞ちゃん、怖かっただろう、かわいそうに、もう大丈夫だよ」 「おにいちゃ〜ん」 この時私たちも本当に嬉しかった。 しかし今回、長い時間の間に二人はそれぞれの道を歩き始め お互いのことは記憶から消えてしまったのかもしれません。 でも私はこんな風に思うのです。 「昔々、とても愛し合っている恋人がいた。 しかし交通事故で二人は記憶をなくしてしまった。 お互いのことも当然忘れた。 しかし数年後、二人はある場所で再びであった。 そして惹かれあった・・・・」 どこかで聞いたような話でもありますが・・・本気でそう思いました。 一度記憶が途切れても、お兄ちゃんと縞ちゃんはお互い何かひかれるものを感じ ふたたび仲良くともに助け合って幸せに暮らしていってくれるのではないだろうか、 昨日の二人を見て私はそんなことを考えました。 その証拠に、お互い初対面にもかかわらず、威嚇も何もありませんでした。 お兄ちゃんと縞ちゃん、これからはやさしいご家族のもとで 何の心配もなく暮らしてください 公園のことは私たちに任せてください。 又いつか会いたいね。 写真は2011年4月 お兄ちゃん 縞ちゃん、チューしようよ〜 縞 あたし今そーゆー気分じゃないの〜〜
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