世界中に15種類、日本には2種類のスズメがいる。
3月が巣づくりの季節で、家ののきさきや他の鳥の巣に同居するスズメもいる。
4月にタマゴをうむ。毎朝一つずつ、一円玉くらいの大きさのタマゴをうむ。柄はウズラと似てる。メスはタマゴをうむと腹毛が抜ける。
二週間ほどかけて抱いてあたためる。
13日後、たまごがかえる。生後3日で羽がはえはじめ、一週間で目があく。9日目までタマゴ同様にあたため、10日目から虫を食べるようになる。
15日目、親に誘われ巣からでる。同じ巣には戻らず、やぶや草むらで暮らす。その間も親は近くで見守りエサを運ぶ。親が飛び、狩りをする姿をみて覚えていく。
25日目、親スズメとはなれて暮らすようになる。
5月初旬に巣立ちしたスズメは同じくらいに育ったスズメと群をつくる。親は巣に戻りタマゴをうむ。一年に二回子育てをし、寿命は2〜3年。
うまれたばかりで目もあいてないヒナ以外は保護してはならない。やむを得ずスズメを保護したら、市役所の自然保護の担当に届け出る。
ヒャクちゃんは、おそらくニュウナイスズメで生後15〜20日くらい。羽がはえて、飛ぶ練習をしてる保護しちゃいけなかったスズメ。自然にかえさなくちゃいけませんね。自分で食べていけるか心配です。