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チャヌ
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自然の中では表情が活き活きとしているよね 11月2日の日曜日,職場の先輩である『落柿窯』さんに誘われて,チャヌとチャヌママ&チャヌオバも一緒に『若杉天然林』の紅葉を見に出かけた。 湯郷温泉で有名な美作から東に入り,『剣豪・宮本武蔵』の生地である大原町を通り,岡山県最北東部に位置する西粟倉村へと走る。所どころ色づいては来ているものの,平地の紅葉にはもうしばらく時間がかかりそうだ。 大茅スキー場から更に奥へと数キロ進むと,随分沢山の車が路肩に駐車している。若杉天然林は,紅葉の時期でもあまり人が来ない穴場と聞いていたのだが・・・?聞けば,今日は『中国自然歩道歩こう大会』が開催されているそうで,コース図と近くの温泉の無料入浴券を貰った(^^) 若杉天然林は,標高930m〜1190m,鳥取県若桜町,兵庫県宍粟市と接しており,氷ノ山那岐山国定公園の特別保護区に指定され,昭和61年には「森林浴の森日本百選」にも選ばれている自然豊かな場所だ。 チャヌママ 「自然豊かは良いけれど,「熊に注意!!」って看板があるわヾ(^o^;)」 チャヌオバ 「チャヌがいるけど,コギは猟犬にはならないわよねぇ(^_^;)」 チャヌパパ 「第一,マタギじゃないから猟銃持っていないし・・・(^0^; )」 遊歩道のスタート地点 「く・・・くま?! コギは猟犬にはならないよなぁ(^_^;)」 遊歩道に入ってすぐは石畳と石の階段の道である。チャヌオバの持つフレキシリードにつながれたチャヌは,8mのリードいっぱいに先頭を切って進んで行く。 チャヌママ 「今は道も平坦だし,階段も急ではないけれど,この先どんな様子なのかな(^_^?)」 チャヌオバ 「チャヌも今は張り切っているけど,バテたら抱っこして歩かなければね・・・(^0^;)」 今回の森林浴に誘ってくださった落柿窯さんは,人を騙す・・・いや,人を乗せるのが実に上手いのだ。必ず口から出るのが「大丈夫,大丈夫(^^)」「簡単ですよぉ(^-^)」「誰でも出来ます(^O^)」というセリフである。チャヌパパは,過去幾多の人がこのセリフに(良い意味で)騙されるのを見てきたことか・・・(^_^;) 落柿窯 「チャヌママさん,大丈夫ですよ。全然楽勝ですから(^▽^)」 チャヌママ 「そうですか(^o^) 私,登りは大丈夫なんですが,下りになると膝が痛くなりやすいんです(^_^;)」 落柿窯 「デパートで買い物が出来る人なら誰でも簡単に歩けます(^o^) デパートと違うのは,エレベータやエスカレーターが無いだけですよ(^O^)」 チャヌパパ (高さ150m以上のデパートで,エレベータもエスカレーターも使わずに買い物をする主婦はおるまい・・・(^o^;) まぁ,ここは黙っておくに限るな。 ) ブナ,ミズナラ,カエデなどが黄色く色づいて眼に眩しい。始めのうちは吉井川の源流となる谷川のせせらぎを聞きながら登って行く。この川は,岡山県で唯一『岩魚(イワナ)』が生息しているそうだ。 ここの遊歩道は,3kmと5kmのコースに分かれており,当初は3kmコースを予定していたのだが,分岐点を誤り直進したため,鳥取県との県境となる『若杉峠』に着いてしまった。 (上)鳥取県との県境『若杉峠』付近 (下)疲れも見せずに良い顔です(^O^) 若杉峠のベンチで昼食をとっていると,上の道から次々と『歩こう会』の参加者がやって来る。落柿窯さんの記憶では,以前は若杉峠から奥の道(5kmコース)は道がひどく,熊笹をかき分けたり,倒木をくぐったりして進まなければならなかったそうだが,現在では5kmコースも遊歩道として歩きやすく整備されているようだ。ならば・・・せっかくだからと5kmコースへと足を進めることにした。 チャヌパパ 「5kmコースになって,急にアップダウンが激しくなったな(^o^;) チャヌオバ 「チャヌは相変わらず元気よぉ。一人でさっさと先に行って,時々「遅せえぞー(-"-;)」って迎えに帰ってくるわ(^o^) しかし,こんな場所で見ると,コーギーってキツネみたいね(^▽^)」 チャヌママ 「こんな急な階段,チャヌは登り降りして大丈夫かしら?」 チャヌパパ 「チャヌは普段から鍛えているから大丈夫だろ(^-^)V それより自分の心配をしろよ(^_^;)」 結構な斜面が多かった・・・(^O^;) 5kmコースの頂上付近では,道の両脇には『根曲がり竹』が密生し,左手には明るい黄色,緑色の木々が,右手には真っ直ぐに直立した杉林が続いている。2つめの頂上を過ぎてしばらく進むと3kmコースとの合流点となり,ここからは杉林と別れてブナ林の中を下って行くことになる。やがて,谷川の水音が耳に届き始めると,ゴールまではあと僅かである(^O^) 黄色く色着いた木々が綺麗だった(^^♪) チャヌオバ 「結局,チャヌママの足はどうだったのか報告しなきゃ(^o^)」 チャヌママ 「大体は平気で歩けたのだけど,最後の最後に左足の膝が痛くなって・・・,情けないわ(^_^;)」 チャヌパパ 「落柿窯さんは,「ここが歩けたら,『立山』でも大丈夫だ。」って言ってたぞ(^-^)」 チャヌママ 「そんなこと言っても騙されません(^_^;) でも,この若杉原生林は色づいた木々が綺麗だったし,ゆっくり風景を眺めながらなら何とか歩けて良かったわ(^-^)V」 チャヌオバ 「それに,何と言っても空気が美味しかったわね(^▽^) 私は,普段原因不明の咳がよく出るのに,今日は全然出なかったのは空気が違うせいね(^^)」 チャヌパパ 「でも,今日一番驚いたのはチャヌの体力だな。最初から最後まで嬉々として先頭を歩いていたが,あれほど元気に登り降りしても,息が全くあがっていのには感心するな。こんな原野に立つと,僅かに残っている野生の血が騒いだのかな?」 チャヌオバ 「野生のキツネの血が騒いだのよねぇ,チャヌ〜(^▽^)」
帰り道にある『きんちゃい館』で買った寄せ植え(石鎚リンドウ,神津ウメバチ,チェッカーベリーなど) これで1500円はお安いと思いません(*^o^*)
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