モデル料高いよ〜
続き
さぁ、どんどん 進もう!
○○公園まで GO−!
ママ「公園に着いたら歩こうね」
僕「どんなお花が咲いてるかな」
話しをしながら 公園を目指して、着いたのが、出発から10時40分。
平坦な場所で 車椅子に乗り換えた。
あっ、小さくて 可愛いお花だ〜。
花の直径 4?、瑠璃色。
図鑑の写真「タチイヌノフグリ」 に似てるね。
ママが撮影にチャレンジしたけど、小さすぎるし、携帯だから 撮れなくて 諦めちゃった。
さぁ、春探しに出発!
テクテク ポテポテ トコトコ
テクテク ポテポテ トコトコ
先ずは、小さい池で カモさんの観察。
スーイ スーイ
今日も気持ちよさそう〜
暫く 観察してから、ちょっと休憩。
ママ「はい、お水」
お散歩用のお皿に水を入れてくれた。
ガブガブガブ
僕「美味しかったぁ〜」
ガサゴソ ガサゴソ
ママ「パワー回復のもとを食べる?」
って、お散歩バッグから出してくれたのは
[ふんわりさつまいも]
一個だけ食べて、パワー回復!
さぁ、歩こうね〜。
テクテク ポテポテ トコトコ
テクテク ポテポテ トコトコ
「あら、頑張ってるね」
おじさんが、ニコニコ 近づいて来た。
おじさん「この前、チャンネルは忘れたけど、これと同じような車椅子に乗った
ダックスを見たよ」
「今 何歳?」
ママ「5歳です」
おじさん「あと10年は生きるよね」
「可哀相に…」
「でも、お散歩が出来て良かったね」
「元気で頑張ってね」
僕とママ「ありがとうございます」
おじさんに励まされて
パワーアップ!
テクテク ポテポテ トコトコ
「あら〜、偉いわね〜。」
「撫でても良いかしら」
今度は 年配の女性。
話しを聞いたら ラブラドールを飼っていたけど、大型犬だから、最期は 介護が大変だったらしい。
「頑張ってね」
また 励まして頂いた。
テクテク ポテポテ トコトコ
「こんにちは」
今度は、ダックスを連れた女性。
「ヘルニアですか?」
って聞かれて、ママが病気を説明した。
女性「前兆はあったんですか?」
ママ「この子の場合は、前兆もなく、本当に突然でした」
女性「そうですかぁ…」
「ても、車椅子でお散歩が出来て良かったですね」
ママ「はい、お散歩が好きなので…」
女性「うちの子はお散歩が嫌いだから、あまり歩きたがらないのよ」
「いつも、公園にいらっしゃるの?」
ママ「いつもは近所を歩くだけですが、今日みたいに
のんびりお花を見たい時は、この公園に来ます」
女性「では、またお会い出来たら良いですね」
ママ「はい、またお会いしましょう」
ママと女性が話してる間、お互いシャイで臆病だから
2歳のダックスちゃんは、へっぴり腰だったし、僕も
ママの足の間に頭を隠して知らんぷり。
挨拶出来なかったの。
今度 会った時は 挨拶しなきゃね。
さて、花壇の前で 記念撮影でもする?
僕とママは、花壇に向かった。
ママ「ここに立ってみて」
僕は、ママに言われた通りに ポーズ。
ママは アングルを考えながら試行錯誤。
僕「ねぇ、まだぁ〜?」
段々 焦れったくなって
ウロウロ ウロウロ
ママ「動かないで」
僕「早く、撮って〜」
僕とママが 撮影会してたらスクーターに乗った おじいちゃんが近づいて来た。
おじいちゃんがスクーターから降りて ポケットから 出したのは 携帯。
突然 僕にカメラを向けた。
「ハイチーズ!」
おじいちゃんは 僕とママの許可もなく カシャ!
カシャ! カシャ!
3枚は 写してたと思う。
突然 カメラを向けられて びっくりしたよん。
僕のモデル料 高いから、撮影したい時は、事務所を通してね〜。
これは おじいちゃんに写されてる僕。
続く
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