ぶらっとドライブ!Part2
続き
ガソリンが満タンになったから、いよいよ 出発!
パパ「何処に行く?」
ママ「どうする?」
まだ 決まらない。
でも、暫〜く 考えて
パパが行き先を 発表!
パパ「今日は南の方に行こう!」
僕とママ「OK!」
何か アバウトだけど 気ままな ぶらっとドライブだからお任せ〜。
僕は ドライブシートボックスの中から 景色を眺めたり、ウトウトしてた。
何処に 行くのかなぁ〜。
途中 トイレ休憩を入れて走る事 2時間。
あれ、見た事ある景色?
キョロキョロ キョロキョロ
パパ「クッキー、ここ覚えてるかな?」
「伊豆長岡だよ」
そうかぁ〜、僕が2歳の時だっけ?
パパとママと 泊まりに来たよね〜。
色々 懐かしい思い出話をしながら 走っていったら芝生の広場が見えた。
パパ「ちょっと降りて遊んでみる?」
僕とママ「賛成〜!」
でも、その前にお腹空いたよ〜。
パパが駐車場に止めてから、僕は 遊ぶ前に
お昼ご飯。
満腹になってから 車から降りて 車椅子に乗り換えた。
ここは なんていう所?
看板を見たら
「リバーサイドパーク」
って 書いてあったよ。
親子連れが沢山いたから端っこで ボール遊びしようね。
パパが ボールを投げてくれたから 僕が一生懸命 追い掛けて キャッチ!
パパ「クッキー、行くよ〜」
僕「OK!」
タッタッタッタ タッタッタッタ
パパ「ナイスキャッチ!」
僕「投げて〜」
パパの足元に渡した。
パパ「投げるよ〜」
僕「OK!」
タッタッタッタ タッタッタッタ
パパ「ナイスキャッチ!」
「今度はサッカーだ!」
って 遊んでたら
「すみませ〜ん、触っても良いですか?」
2人の女の子と 1人の男の子が 近づいて来た。
ママ「どうぞ」
子供達「噛みませんか?」
ママ「恐がりさんだから、頭じゃなくて身体を撫でてね」
子供達が ちゃんと挨拶してくれたから、僕 撫でて貰ってる間、じーっとしてたよ。
1人の女の子「家にもダックスがいるんです」
ママ「ダックスを飼ってるの?」「一緒だね〜」
なんて 話してたら、子供達のお母さんが近づいて来た。
お母さん「すみません、家にもダックスがいるので、つい話し掛けたくなっちゃうんですよね〜」
「ヘルニアですか?」
ママ「こんにちは」
「ヘルニアのグレード5で脊髄軟化症で麻痺したんです」
お母さん「車椅子をつけて動けるのが嬉しそうですね」
「家の子は女の子で9?あるから、ダイエットさせないといけないんですが、お散歩が嫌いだから困ってるんです…」
「先生にも、キツく言われてるんですけど…」
ママ「うちも、やっと5.9?なんですが まだダイエットさせないといけないので、お散歩して 頑張ってますよ」
お母さん「人間と一緒ね」
「食べた分、運動して消費させないとダメね〜」
「お互いから頑張りましょうね〜」
「さぁ、○ちゃん達、お礼して行きましょう」
子供達「はぁい」
「ワンちゃん、バイバイ。ありがとうございました」
ママとお母さんがお喋りしてる間、パパは ちょっと遠くから ニコニコ笑顔で 僕達の事を見守ってたよ。
子供達とお母さんと別れてから、僕達も 車に戻った。
続く
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