お巡りさん、落とし物ですよ〜
続き
午前中は、ビスケと一緒にハウスで 充電。
カチャカチャ
あっ、鍵の音だ!
「ただいま〜」
ママが バドミントンから帰ってきたのが13時。
「今日は遅かったね」
「ごめんね。練習が終わってから、アキレス腱を切った仲間のお見舞いについて話し合ってたの」
「ママは現場にいなかったけど、バドミントンのステップ練習中に切って、救急車で病院に行ったらしい」
「日帰り手術だったらしいけど、当分バドミントンはお休みなんだって」
「心配だね…」
「お大事に…」
「さぁ、お昼ご飯にしましょう」
ママが ハウスの鍵を開けてくれたから、前足でズリズリ
オシッコを出して貰ってスッキリ〜
「お腹空いたね〜」
ママがキッチンで お昼ご飯の準備を開始。
冷蔵庫から、キャベツの入ったタッパーを取り出してる?
あっ、僕のご飯も用意してるぞ!
待ちきれないなぁ〜
キッチンに 前足ダッシュ!
ママの足元で ピョンピョンダンスしちゃった。
ママと僕のご飯が出来上がって、テーブルへ。
僕も前足ダッシュでカーペットに急いだ。
「ママ、早く食べよう!」
催促したけど、また いつもの儀式。
待て、お手、おかわり、
ハイタッチ、…OK!
あれ、やけに 早く OKになったな…。
ママもお腹ペコペコだから?
まぁ、いいかぁ〜
僕が ガツガツ食べ始めたらママも着席してランチタイム。
僕もママも 満腹になって 幸せ〜
満腹になったら、恒例の
ブンブン振り回し体操だ!
鼻でツンツン
ハウスのドアを開けて
タオルを引っ張って〜
ブンブン ブルブル〜
一通り 体操が終わったら今度は 窓際に前足ダッシュだ。
お外の確認しないとね。
天気が良いから、食休みしたら お散歩かな。
「クッキー、マッサージしよう」
せっかく 日向ぼっこしようと思ってたのにな…
でも、マッサージ 気持ち良いから やってもらおう。
抱っこして貰って、今日の2回目のマッサージ。
あ〜 気持ち良いなぁ〜
ママの胸にピッタンコしてたら
ママの目が閉じて来たよ。
ママも眠たいのかな?
僕は 一通り 全身コースが終わってから ソファーに降りたの。
「クッキー、ちょっとお昼寝しても良い?」
「お昼寝から覚めたら、お散歩に行こうね」
ママは ソファーで 寝始めた。
僕も ママのそばで一眠り。
(-_-)zzz
「うーん、よく寝たわぁ」
ママの目が覚めたのは
14時半。
「約1時間のお昼寝だけど
スッキリしたね〜」
「さぁ、お散歩に行こう」
ママは 立ち上がって リードと首輪を持って来てくれた。
僕は首輪をつけて、ママはコートを着て お散歩用ウェストポーチを着けて…
let's go!
先ずは 回覧板を回して
遊歩道を目指してGO−
15時の出発で、少〜し 風が冷たいけど、頑張ろうね!
遊歩道に着くまで お散歩してるワンちゃんがいない。
遊歩道にはいるかな?
そんな事を思いながら
バギーに乗ってた。
遊歩道に着いたら パピヨンちゃんが見えた。
よそのお家の 花壇で 男の子オシッコ?
良いのかなぁ…
リードを持ったお爺さんは黙って オシッコさせてるよ。
うーん、これって どうなの?
マナー違反を目撃?
って 目が点になっちゃったな…。
なんて 僕とママが 考えてたら パピヨンちゃんとお爺さんは どんどん 行っちゃったよ。
ちょっと気になる行為だったけど、気を取り直して 車椅子に乗り換えて 歩こう!
ママは 昨日の反省で リードを左手に しつけ教室で習った握り方。
右手でバギーを押しながら いざ 出陣!
テクテク ポテポテ トコトコ
テクテク ポテポテ トコトコ
足取り軽いね〜。
あれ、何か 落ちてるよ。
何だろう〜、近づいてみよう。
テクテク ポテポテ トコトコ
「帽子だね」
「脇に置いておく?」
「風で飛ばされたら大変だよ」
「落とし主が困ってるかもね」
「それじゃぁ、交番に届けよう!」
ママと僕は 交番に直行!
バギーを交番の外に停めてから 中に入った。
「すみません。落とし物です」
男性のお巡りさんは お爺さんと対応してたから 奥から婦警さんが出て来たよ。
「どこに落ちてました?」
「遊歩道です」
「書類を書くので、ワンちゃんも5分位大丈夫?」
「はい、大丈夫です」
「ベージュ色でリバーシブルタイプね」
「お名前と住所を教えて下さい」
「○○です」
「住所は△×□」
「電話番号は?」
「○×△□…です」
「もし 落とし主が現れない時は 拾った人に貰える権利がありますが どうしますか?」
「権利は放棄で良いです」
「では、落とし主が現れてお礼したいと言ったら電話番号を教えても良いですか?」
「はい、大丈夫です」
ママと婦警さんの、こんなやり取りの間、退屈で 交番の床の匂いをクンクンしてた。
そんな僕を見た婦警さん
「可愛いですね〜」
「シルバーダップルちゃんですよね?」
僕、可愛いって褒められたから「WON!」って 一言お礼してから、交番を出た。
帽子の落とし主さん、交番に届けましたよ〜。
交番を出てから ちょっと休憩。
ベンチ 空いてるかな?
何だか 泣いてるオチビちゃんや 小学生、バギーに
ベビーを連れた若いママさん達で いっぱい。
ミ○ドが改装中だから、外のベンチで おやつを食べさせたり、何だか 賑やかだな。
僕とママは とりあえず 空いてるベンチを見つけた。
クンクン クンクン
何か匂う?
僕は ベンチの下の匂いを確認したり、子供達を眺めてた。
この写真は 僕が 賑やかな子供達を眺めてる所。
「さて 写真も撮ったし、帰りますかね〜。」
「クッキー、その前に 銀行に寄って良い?」
「記帳したいの」
「分かった、良いよ。」
オシッコを出して貰ってから
バギーに乗り換えて 銀行へ。
「待っててね」
「早く帰ってきてよ」
銀行の外側で 待機。
「まだかなぁ〜」
って バギーから顔を出してたら ママが戻って来た。
記帳だけだから 早かったね。
「お待たせ、本当に帰ろうね」
バギーを押して貰って お家に帰った。
段々 風が冷たくなって お家に着いてから 直ぐにストーブをつけたの。
日中は 暖かくても 朝晩は まだ冷えるね。
今日も1日 元気に過ごせて良かったな〜。
神様 ありがとうございます。
帽子の落とし主さん、交番に寄って見て下さいね
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