僕もベビーシッターになれるかなぁ?
今日 パパは 本当は休みなのに お仕事が入っちゃったから、早起きデー。
パパとママが 5時に起きてきた。
「おはよう」
僕も ハウスから出して貰ったよ。
ママにオシッコ&ウ○チを出して貰ってから、新聞を読んでるパパの横にお座り。
「パパ、おはよう」
「クッキー、おはよう」
朝の挨拶してから、マッタリタイム。
あっ、あご枕用にタオルが欲しいな…
ママは 僕のウ○チをトイレに流したり、トイレシートを片付けてるから、パパにお願いしてみよう。
「WON!」
僕の声に気が付いたパパが ハウスからタオルを持ってきてくれたよ。
「ありがとう」
前足を使って ホジホジ
カリカリ
お口を使ってヨッコラショッ
あご枕用に 微妙な高さ調整が必要なんだよね…
更に ホジホジ カリカリ
ヨッコラショッ
これで良し!
って思ったら、ママが 戻って来た。
「クッキー、朝のマッサージしようよ」
「朝食準備しないの?」
「今日は6時出発だから、パパは朝ご飯いらないって言ってるの」
「クッキーとママは、パパを送り出してから食べようね」
「ふぅーん、そっかぁ〜」
新聞を読んでるパパの横で、僕は ママにマッサージして貰ってた。
ママは、僕をマッサージしながら 何回も 大あくび。
パパ「眠たそうだね」
ママ「うん…」
ママは、眠たくて会話が続かない?
僕は、会話を聞きながら ママの胸でウットリ〜
パパ「クッキーに気付かれないように支度しようかな」
小声で 静かに立ち上がったパパ。
パパ、小声でも 聞こえてるよ〜。
僕は ゆっくり 顔を上げて パパを見た。
「もう、そろそろ 出発なの?」
静かに パパと おめめで会話。
そしたら
「ごめんね、今日もお仕事になっちゃった」
って、パパが撫でてくれたよ。
パパがスーツに着替えて
二階から降りてきた。
ママと一緒に 玄関でお見送り。
「パパ、行ってらっしゃーい」
パパのお口に(^з^)/チュッ
パパ、嬉しそうなお顔。
ママ「今日は黄砂注意報だから気をつけてね」
「行ってらっしゃーい」
パパ「行ってきます」
いつもお仕事 ご苦労様!
パパを送り出してから、リビングに戻って朝食準備。
ママは お味噌汁と 昨夜の野菜炒めの残りとご飯。
僕は、pHコントロール、サイエンスヒルズダイエットライト、ボイルキャベツと お薬。
いつものように、ママが食べ終わってから、僕のご飯タイム。
今日も 完食!
食欲バッチリ!(^-^)v
ママが食器を片付けてたら
時計は 7時過ぎてた。
そろそろ 雨戸を開けてみよう。
ガラガラガラ
天気予報は 「晴れ後雨」
になってるけど、曇ってる?
でも、午前中にお散歩に行こうね。
ママは 洗濯、掃除を開始。
掃除機をかけたり、拭き掃除の間、僕はハウス。
綿埃が フワフワしてるから 念入りに掃除してたよ。
掃除機が見えた時、
「おまえは誰だ!」
「あっちに行け!」
って 吠えまくちゃった。
だって、音も嫌いだし、存在自体が苦手なの。
洗濯と掃除が終わったら
「お待たせ〜、もう終わったから出ても良いよ」
ママがハウスの鍵を開けてくれた。
「さぁ、お散歩に行こう」
やっと お散歩のお支度。
時計は 10時。
let's go!
近所のお家のダルメシアンちゃんの前を通ったら、またまた挨拶してくれた。
「おぉ〜、君かぁ…。おはよう、今日も元気そうじゃん」
「おはよう、ダルメシアンちゃんも元気そうだね」
挨拶を交わしてから、遊歩道を目指した。
少し進んだら ママの知人にバッタリ。
ママ「おはようございます」
知人「お久しぶりね」
「この前も会ったけど、ワンちゃんの足はどう?」
ママ「ブランブランのままですけど、体調はバッチリです」
知人「あらそぉ〜……」
「でも、元気なら良かったわ」
ニコニコしながら、知人のおば様が グーにした手を 僕の鼻に近付けて、敵意がない事を教えてくれたよ。
このおば様は 優しいおば様って 分かったから
「いつも心配して下さってありがとう」
って お礼したんだ。
おば様も お散歩中だったみたいで、ちょっとだけお話ししてからお別れ。
僕とママは 遊歩道まで 目指してGO− GO−!
遊歩道に到着して、車椅子に乗り換え。
いざ 出陣!
テクテク ポテポテ トコトコ
曇ってるけど、元気よく歩くぞ!
「あっ、あれは ドーベルマンちゃんかな?」
ママが ドーベルマンちゃんを発見!
僕が恐がらないか 心配してくれた。
だけど、僕 大丈夫。
恐くないよ。
「ママ、見て〜、ドーベルマンちゃんは、しつけされてるよ。」
「ほら、飼い主さんの左側にピッタリついて歩いてるし飼い主さんの方も リードを短く持ってるよ。」
「本当だ〜。しつけされてお利口なドーベルマンちゃんだね」
「クッキーも見習わなきゃ」
「だけど、確かクッキーが6ヶ月の時に、しつけ教室でお散歩の歩き方を習ったよね」
「そうだよ。ママと一緒に習ったよね」
「実行しなきゃ意味がないよね」
「クッキーが左側っていうのは守ってるけど、最近は
リードをバギーにつけて歩くからダメだよね」
「リードは手で持たないとダメだね」
「しつけ教室で習った持ち方しないとね」
「明日から、習った持ち方にしよう」
「他のワンちゃんとすれ違う時の為と、拾い喰い防止と、僕がリーダーのパパやママの言う事を聞けるようにっていう目的だって、習ったからね」
「誰もいない所は ノーリードでも OKだけどぉ…」
ドーベルマンちゃんを見て 反省したママ。
反省しながら 前進!
「クッキー、左に曲がって」
「またお買い物?」
「買い忘れた物があるの」
「ごめんね」
「ちらし寿司に乗せる お刺身と、クッキー君用ちらし寿司に乗せる野菜」
「(`_´)ゞ了解!」
スーパーに向かって前進!
その前に、バギーに乗り換えなきゃね〜。
ベンチは空いてるかな?
ベンチを探してたら、お母さんに駄々をこねてた
1歳位の子どもが スーパーから出て来た。
お母さんを困らせていたその子が 僕を見つけた途端に 泣き止んだ。
「わんわんだ」
指をさしながら ヨチヨチ歩きで僕に近付いて来たよ。
後ろから お母さんも近付いて来た。
「こんにちは」
ママが挨拶した。
でも無視された?
寂しい〜
その子が 僕の車椅子に興味津々。
タイヤを触ったり、後ろに着いてるバーを触ったり…
「わんわんが怪我してるから触ったらダメよ」
って お母さんが その子に注意。
僕は、その間 ママの足元でじっと我慢。
そしたら、その子が またスーパーの方に。
「○ちゃん、スーパーには行かないよ!」
その子のお母さんは 追いかけて行っちゃった。
何も 挨拶もなしに行っちゃった。
ママ、ニコニコ笑顔で 見てたけど、挨拶がなくて、内心 ちょっと 寂しかったみたい。
だけど、駄々をこねた子供が 僕を見ると 泣き止んで 近付いて来たりすると、何か 嬉しいな。
僕も ベビーシッターになれるかなぁ?
>>ブログ利用規約