久しぶりにセーター
朝、マッサージして貰って 気持ち良くなった僕は眠たくて 眠たくて、目が自然に閉じちゃうし、鼾をかいちゃったから、またハウスに入ったよ。
ママは バドサークル仲間とゲーム会で お出掛け。
勝敗は、ぼろ負け、自分のレベルの低さにショックを受けながら13時半に帰ってきたよ。
「ごめんね〜。遅くなっちゃった」
遅いお昼ご飯を食べてから、お散歩にlet's go?
「久しぶりにセーター着てみる?」
僕が1歳になった時に
1万円福袋に入っていたセーター。
ママの着せ方が下手くそで 僕が袖に前足を通すストレスを感じて 噛みついた時から 封印していたセーター。
でも、最近 コートばかり着てるからって 出してきたよ。
「ママ、約束が違うじゃないの」
「うん、確かに約束を破ってるのは謝る。でも、たまには着てみない?」
ママが フードを一粒 僕にくれたから パクリ
「あれ?いつの間にか袖に右前足が通ってるぜぃ」
「騙されたか?」
考える暇もなく また一粒見せられたから パクリ
「あれ?今度は左前足が袖に通ってるぜぃ」
「うわぁ〜、完全に騙されたか…(*_*;」
「クッキー君、上手に着れたね〜」
撮影会開始!
「上手に撮れた?」
「ありゃ、背景が良くないね」
「トイレシートを入れてるカゴは片付けた方が良かったね」
撮影会が終わってから お散歩へ…
14時半出発!
お日様が出てたけど 北風小僧の寒太郎が 飛んでて鼻水が 止まらないぞ〜だった。
車椅子のタイヤに またまた 尻尾の毛が絡まる事件あったし…
ママは 昨年から 何か工夫しなきゃと思い続けてたけど、結局 何もしなくて 年を越したんだよ。
絡まる度に 悴んだ手で 悪戦苦闘。
帰宅後、ママは考えた。
やっぱり どうにかしなきゃね!
続く
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