スタコラスタコラサッサッサ
今日は 寒いよ〜ん。
昨日の温かさは どこに行ったの?
朝一番のオシッコから湯気が出たよ〜。
「パパはお仕事だから、玄関にお見送りしなきゃね」
寒いけど、朝ご飯の後はママと一緒にお見送り。
時間は、am.6:45
「クッキー、行ってきます」
「……」
「チューしてくれないの?」
「さっきまでママにペロペロチューしてたじゃない」
「寂しいなぁ〜」
「フゥ〜ッ」
僕は息を吹きかけられると反応してペロペロする癖があるんだけど、何だか気分が乗らない。
「頑固なクッキーだな…」
「じゃ、行ってきます」
パパが寂しげに玄関のドアを開けたから、僕は
「WON!」
「ごめんなさい。行ってらっしゃーい」って送り出したよ。
そしたら、パパは笑ってた。
パパを送り出した後、お散歩の支度を開始!
北風小僧の寒太郎〜♪♪
「あっ、灯油のトラックが回ってきたぁ!」
「この歌を聞くと益々寒く感じるよね」
ママはダウンジャケット、僕はブルーのコートを着た。
いつものコースに
let's go!
スタコラサッサッサ
寒いから ひたすら前進!
でも、後方確認は 怠らない。
「???」
「恐いよ〜」
ママの右側へ隠れた。
「どうしたの?」
「何だぁ、コーギーちゃんじゃない」
「おはようございま〜す」
ママ同士は笑顔で挨拶。
僕とコーギーちゃんは 知らん顔。
コーギーちゃんは 僕達を抜いて どんどん 行っちゃった。
「コーギーちゃんが歩く後ろ姿って お尻をフリフリ、何だかモンロー歩きみたいで可愛いね〜」
って ママは言ってるよ。
「じゃー、僕は?」
「同じ短足仲間だけど お尻フリフリっていうより、ポテポテって感じかなぁ〜」
ポテポテ、ポテポテ、スタコラ サッサッサ
坂道の手間で バギーに乗り換え。
「今日もよく歩いたね」
ママと話してたら、ミニチュアシュナウザーちゃんを連れた年配の女性が、僕に気がついて 「お年ですか?」
って 聞いてきた。
ママは 今日も説明したらその方の 知人のマルチーズちゃんは 小さい時に ソファーから落ちて 下半身付随になったけど、針治療、マッサージ、温水プールでリハビリ…良いと思う物は 全て 試したら 4〜5年かかったけど 歩けるようになったという話しをしてくれた。
僕は じっーと 黙って その話しを聞いていた。
「マルチーズちゃんは歩けるようになって良かったですね〜」
「うちも一時期リハビリプールに通ったのですが、遠いのと、膀胱炎を繰り返して、その度にキャンセルしたので、今は家でリハビリする事にしたんですよ〜」
って、ママが言ったら、
「お母さんが頑張ってくれて、あなたは幸せね」
って、その方が僕の目を見て 言った。
そんな会話のやり取りしてる間 シュナウザーちゃんは手袋をくわえたまま、遠く離れた場所から 大人しく 僕達を眺めてた。
シュナウザーちゃんは 臆病なんだって〜
「元気で頑張って下さい」って 励ましの言葉を頂いて別れたんだけど、
「○ちゃん、そっちじゃないでしょ?」
って言うのが聞こえて 振り向いたら シュナウザーちゃんったら 僕とママを追い掛けて来てた。
臆病さんだけど 気になったのかな…
「シュナウザーちゃん、またね」って Bye-byeして お家に帰った
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