雨上がりのデート | クッキーのMY ROOM - ペットストリート

さあ、　今日は　どんなデートになるかな〜。

メグちゃんに逢うのって、何日振りだろう…。

エッサホイサ　　　エッサホイサ　　お家を出発したのが８時１５分。


いつものように、　いつもの場所で　お空を見上げてみたよ。

そしたら、雲一つない青空だった。

お日様は、どこ？


待ち合せ場所に着いてから、　もう一度　お空をジー。

あっ、　お日様が笑ってる〜！

３日間、雨が降っていたけど、　やっと　お日様が顔を出してくれている。

校舎の上から、ニコニコ　　ニコニコ　笑っているのが見えた。


予報通り、　気温が上がって、　ポカポカだな〜。

メグちゃん、　暖かいから　喜ぶかもね。

背中に日差しを浴びながら　待っていたら、タッタッタッタッタ〜！

メグちゃん「クッキー君〜、おはよう〜！」

メグちゃんが、元気よく　走ってくるのが見えた。

僕「メグちゃん、おはよう〜！」
「ＷＯＮＷＯＮＷＯＮ！」

僕、また　再会出来たのが嬉しくて　大きな声が出ちゃったの。

大人しくしようと思うのだけど、ついつい　大声になっちゃうぜい…。

メグちゃん「クッキー君、久しぶり〜！」
「元気だった？」
僕「うん、元気だよ！」

僕「メグちゃんは？」
メグちゃん「私、朝は　トイレが近いくらいで元気よ」

久しぶりの再会だから、　お互い　健康状態を確かめ合ってみちゃった。

僕「どこの公園で遊ぶ？」
メグちゃん「雨上がりだから、Ｋ公園が良いかもね」

今日のデートコースは、水はけの良いＫ公園に決定！！

メグちゃんもマイカーに乗って、エッサホイサ　　エッサホイサ

僕のマイカーと縦に並んだり、横に並んだりしながら　公園を目指したよ。


Ｋ公園に着いたら、誰もいなくて　ラッキー！

僕「２人きりの世界を楽しめるかも！」
メグちゃん「そうね！」

ママが車椅子を用意している間、　僕は　マイカーの中で待機していた。

そしたら、リードを着けて貰って準備万端のメグちゃんが　ママさんに抱っこして貰いながら、お顔を近づけて来たよ。

メグちゃん「クッキー君、改めまして　おはよう〜！」
僕「メグちゃん、おはよう〜」

お鼻とお鼻で　チュ〜

僕とメグちゃん。愛を確かめ合っちゃった。

僕「車椅子に乗り換えるから、待っててね」
メグちゃん「うん」

車椅子の準備が整って、やっと　乗り換える事が出来た僕。

メグちゃんに待って貰ってたんだけど、

メグちゃん「クッキー君、準備できた？」

待ちきれなかったのかな…。

メグちゃん、僕の身体を　クンクン　　クンクンしていたよ。

僕「今、後ろ足を固定バーに乗せてるところ」
「昨日の夜、後ろ足が抜けないように、ゴムを新しく付け替えてくれたの」
「快適に乗れるはず！」
メグちゃん「メンテナンスして貰って、良かったわね」

僕の車椅子は、後ろ足が抜けないように、固定バーにマジックテープが付いてるの。

でもね、筋肉がなくなって細くなったら、　抜け落ちちゃう。

それで、　パパとママが　パンツに使うような太いゴムで固定してくれる事になっったという訳。

でも、ゴムが劣化すると　ユルユルになって　後ろ足が抜け落ちちゃうと危ないでしょ？

やっと、新しいゴムに付け替えて貰えたよ。

ついでに、両サイドのカバーも、新しくして貰っちゃった〜！

車椅子の作りが判らない皆さんには、『何のこっちゃ？』って感じかな。

とにかく、　綺麗にして貰って　快適な車椅子になったって事は、判って貰える？

僕「メグちゃん、お待たせ〜！」
「探検しよう！」

テクテク　　　ポテポテ　　トコトコ

あれれれ…、　メグちゃん　　どこを探検に行ったのかな…。

やっと、車椅子に乗り換えられて　探検に出かけたけど、メグちゃんの姿が見当たらない。

あっ、　シェルテイちゃんが　近づいてくる…。

あの子は、見かけた事があるような…　ないような…。


メグちゃんを捜しに行かないと行けないけど、シェルテイちゃんが　公園に入って来るのが見えて、警戒態勢に。

ママ「おはようございま〜す！」
シェルテイちゃんママさん「おはようございます」

ママ同士は、初対面っぽいけど　笑顔で　ご挨拶。

僕「ＷＯＮＷＯＮＷＯＮ！」
シェルテイちゃん「…………」

僕は、吠えちゃったけど、シェルテイちゃんは　堂々と歩いて行っちゃった。

シェルテイちゃん、しつけされてるのかも…。

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