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クッキー
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さあ、次は 何をして遊ぼうか…。 考えていたら、 メグちゃん「私、公園の入り口に行ってみる〜!」 テクテク テクテク テクテク メグちゃんが、公園の入り口に歩いて行っちゃった。 メグちゃん、待って〜!! タッタッタッタ〜! あれ…、見失った…。 どこ? メグちゃんの残り香は、あるかな〜。 クンクン クンクン う〜ん、 ここには ないや…。 メグちゃん、「クッキー君〜、私は ここよ〜」 あっ、いたいた〜! メグちゃん、やっぱり 公園の入り口に座ってたよ〜。 僕「メグちゃん、どうしたの?」 メグちゃん「あのね、また ご褒美が欲しくなっちゃったのよん」 「久し振りに、たくさん遊んだから エネルギーを消費したわ〜」 僕「ご褒美のおやつが欲しいの?」 「ママさんに食べても良いか、聞いてみたら?」 「食べ過ぎは、良くないもん」 メグちゃん「うん、分った」 メグちゃん「クッキー君のママさん、ご褒美を頂けますか?」 ママ「あげても良いけど、メグちゃん ママにも聞いてご覧なさい」 メグちゃん「あっ、そっか…」 「私のママの許可も必要だったわ」 メグちゃん「ママ〜、クッキー君のおやつ 分けて貰っても良い?」 メグちゃんママさん「芸を披露したらネ!」 メグちゃん、 芸を披露したら 食べても良いと許可を貰えた。 ママ「じゃあ、お手が出来るかしら」 「見せてね」 メグちゃん「はい、簡単です!」 ママ「お手」 メグちゃん「はい!」 ママの手の平に、可愛い前足を チョン! ママ「あら、凄い!」 「ご褒美、どうぞ」 メグちゃん「ありがとうございます」 チーズを貰って、パクリッ 僕「ママ〜、メグちゃんだけ ずるいよ〜ん!」 「僕にもチーズ、ちょうだいってば〜!!」 ママ「じゃ、クッキー君も芸を見せたらネ!」 メグちゃんが、『お手』を披露して チーズを貰ってるのを見て 羨ましくなっちゃったの。 メグちゃんとママの間に、無理やり 割り込んでいったら、芸を見せないとダメだってさ〜。 という事で、僕も 『お手』と『おかわり』を披露する事にしたよ。 ママ「お手」 僕「はい!」 ママ「おかわり」 僕「はいよ!」 車椅子だから、ちょっとバランスを崩しそうになったけど 交互に前足を出すことに成功〜! ママから、無事に チーズを貰う事が出来て ニッコリ〜。 メグちゃんと芸の見せ合いっこしちゃった〜!
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