7/28(木) 郷土料理 【べっこう寿司】
島に上陸してから、 8時間が経とうとしている。
お腹の虫が大騒ぎを始めたぞ…。
ママ「私達のお昼は、どうする?」
パパ「べっこう寿司を食べてみようと思うんだ」
ママ「それなら、おすし屋さんを探さなきゃ…」
パパ「そうなんだよね…」
パパ「郷土料理で【べっこう寿司】が有名なのは調べたんだけど、どこにおすし屋があるか分らないんだ」
「港に食べるところがあると思ったら、なさそうだし…」
ママ「じゃあ、とりあえず 探しながら走って、見つけたら買う事にしようよ」
僕のパパとママは、いっつもこんな風にアバウトな感じなの。
行き当たりばったりなパパとママだよ〜。
ちゃんと、お店が見つかりますように。
僕は、お腹ペコペコで お腹と背中がくっつきそうだから 車内で食べちゃった。
あ〜あ、 僕のご飯は 変わり映えしないな…。
大島特有の郷土料理を食べてみたい。
食べ終わった後、ちらっと思っちゃったよん。
パパとママは、 窓越しに お店を探しながら ブ〜ン!=33
パパ「あっ、あった!」
海鮮茶屋 寿司 光 の看板を発見
パパ「持ち帰りが出来るか、聞いて来るね」
ママ「おねがいします」
僕がいるから、店内に入れない。
お外で景色を見ながら食べようという計画らしい。
待つこと、数分。
パパ「お待たせ〜」
「べっこう寿司を2人前、買って来たよ」
ママ「ありがとう」
パパ「じゃあ、テーブルと椅子を探しに行こう」
ママ「うん」
車で走ること、数分。
ベンチと椅子を発見!
屋根も付いてるから、 ここにしよう!
車から降りて、 ベンチに よっこらしょ。
パパ「これが、寿司 光さんの箱だよ〜」
ママ「うわ〜、なんか高級感があるね〜」
箱を開けてみたら、 べっこう色のお寿司が出てきた〜!
亀の甲羅のべっこうに由来するこの寿司は、別名『島ずし』とも呼ばれる
郷土料理。
白身の魚を寿司ネタに卸し、『青唐辛子』という非常に辛い唐辛子と醤油、
その他の調味料に身を浸し、べっこう色になったらシャリとあわせて出来上がり
です。
島の人は辛い物を好むので、島外の人には、島の味付けでは厳しいかも知れませんが、お店などに出しているものは、マイルドな味付けになっています。
この『べっこう寿司』は、伊豆諸島の島々で食されていますが、各島辛味の部分で、ワサビやマスタードを使うなど微妙にちがいます。
大島観光の為の簡単ガイドより
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