２人きりの世界 | クッキーのMY ROOM - ペットストリート

ＴＶで日本の選手を応援していたら、　あっと言う間に時間が経っていた。

時計を見たら、7時。

ママ「クッキー君、もう　出発しないと！」
僕「うん！」
「綺麗なお姉さんに釘付けになってたよん」
「急ごう！」

僕とママ、大急ぎで仕度して　待ち合せ場所へ向ったよ。

エッサホイサ　　エッサホイサ



今日のお空は、　雲はあるけど　綺麗な青空。

予報では、最高気温が28度。

昨日よりも、3度高くなるって言ってたよ。

風が吹くと　とっても気持ちが良い。



いつものように、待ち合わせ場所で　じ〜っと　待っていたら、

タッタッタッタッタ〜！

メグちゃん「クッキー君、おはよう〜！」

メグちゃんが駆け寄って来るのが見えた。

僕「メグちゃん、おはよう〜！」
「WONWONWON！」

僕、再会出来たのが嬉しくて、マイカーの中で　前足ピョンピョン。

思わず、大きな声が出ちゃった。

そしたら、

メグちゃん「クッキー君、お顔を見せて〜」

メグちゃん、僕のお顔を見たいみたい。

マイカーの周りを、クルクル　クルクル　周り始めたの。

だから、

僕「ちょっと待って〜」
「今、降りるから」

僕がマイカーから降りて挨拶する事にしたよ。

ママに抱っこして貰って、メグちゃんと同じ目線へ。

僕「メグちゃん、改めまして　おはよう！」

チュッ〜

メグちゃん「あっ、クッキー君の顔が見えたわ〜」
「おはよう〜！」

チュ〜　

お互い、お鼻とお鼻をくっつけ合って　愛を確かめ合っちゃった。

さあ、デートコースを打ち合わせよう！

メグちゃん「ねえ、どこで遊ぶ？」
僕「どこでも良いよ」

メグちゃん「久し振りに、グランドに行ってみる？」
僕「賛成〜！」

最近、　近所のK公園か遊歩道の公園しか行ってない。

今日は、涼しいから　久し振りに遊びに行ってみる事にしたよ。

グラウンドを目指して、レッツゴー！

メグちゃんも僕も、体力温存。　

マイカーに乗って、エッサホイサ　　エッサホイサ


グラウンドに着いたら、誰もいなくて　ラッキー！

2人きりの世界を楽しめるぞ〜！

マイカーを入り口に停めて、　車椅子に乗り換えた。

メグちゃんは、リードを着けて貰って、準備OK！

それぞれ、ママに抱っこして貰って斜面を降りてから　ノーリードになったの。

僕「メグちゃん、探検しようよ〜」
メグちゃん「ちょっと待って〜」
「エンジンがかかるまで、待っててくれるかしら」




僕「ママ〜、メグちゃんを誘ってみたけどダメみたい…」
「どうしよう…」

ママにアドバイスを貰おうとしたら、　物凄い距離が離れていたよ。

僕のママとメグちゃんのママさん、　ピーチクパーチクお話し中。

でも、４つの目が　こっちを向いている。



メグちゃん「ママ〜、待って〜！」

タッタッタッタッタ〜！

あっ、メグちゃんのエンジンがかかったみたい！

ママさんの所に走り出したよ！

メグちゃん、待って〜！　　タッタッタッタ〜！

メグちゃんが立ち上がって走り出したから、慌てて追いかけた。

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