お手手とお手手を合わせて、な〜む〜
ママも、喉がカラカラ。
ポカリスエットの粉末をマグカップに入れて、お水で溶いてスポーツドリンクを造って ガブガブガブ。
喉を潤してから、ソファーに どっこいしょ!
僕も、ベッドに入れて貰って よっこらしょ!
一息ついてマッタリしていたら、急に ママが 般若心経を唱え始めたの。
な…何事?
ママ「ママね、幼稚園→小学校→中学・高校とカトリックだったんだけど、短大は仏教だったの」
「短大の会報を開いたら、最初のページに【般若心経】が書いてあったのよ」
「何か懐かしくてさ…」
「短大1年生の夏休み宿題に【般若心経】の写経があっってさ…」
「集中して書くのが大変だったな〜」
突然、声を出して唱え始めたから 何事かと思ちゃうよね。
なんだ、そういう事か…。
僕、お経を聞いてたら 眠たくなって来ちゃった。
お手手とお手手を合わせて、な〜む〜。
あっ、「な〜む〜」は 【南無阿弥陀仏】か…。
それなら、ママと一緒に 【般若心経】を唱えようか…。
観自在菩薩般若波羅蜜多時
照見五恩皆空度一切苦厄
舎利子
色不異空空不異色色即是空空即是色
以下 省略
※お経を最後まで書くと長くなるので、 省略します。
ママは、 カトリック学校で育ち、保育士になりたいと受けた短大が たまたま仏教だった。
カトリック学校では、宗教の時間が聖書を読む時間で、短大の宗教の時間は、お経を唱えるところから始まって、お釈迦様が悟りを開いた話しを聞かされたの。
ママが印象に残ってる話は、これ。
お釈迦様が、断食と減食の苦行をしていた時、心身を極度に消耗するのみで
人生の苦を根本的に解決する事はないと悟り、苦行を捨てたと言われる。
ナイランジャナー河で沐浴し、村娘スジャータの乳粥の布施を受け、ガヤー村へ向った。
ママね、村娘のスジャータという名前が印象的。
だって、コーヒーに入れるクリームに『スジャータ』という名前がついてるでしょ?
村娘さんの名前と一緒だから、卒業から何年も経つけど 覚えてるの。
ママって、 くだらない事ばかり 覚えて、肝心な宗教の中身は、すっかり忘れちゃったけどね〜。
当時、教えて下さった学長様、 こんな生徒で ごめんなさい。
でも、会報を開いたら 思わず 唱えちゃいました。
そんなママだけど、 卒業したカトリック学校の会報が届くと
『天にましますわれらの父よ…』と 懐かしくお祈りするのである。
習ってきた宗教は違うけど、ママは 目に見えない神様に いつも感謝を忘れないようにしているよ。
僕も、ママを見習って いつも 元気に過ごせる事を感謝するようにしなくちゃ…。
☆ 今日も、長々と 最後まで お付合い下さって ありがとうございました。
もう直ぐ、お盆ですね。
ご先祖様に、感謝の気持ちを忘れないように したいですね。
僕とママも、ご先祖様の お墓参りに行かなくちゃ…。
では、またね〜
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