褒められちゃった〜!
診察室に入って、先ずは 問診。
若先生「何か気になる事、ありますか?」
ママ「最近、ドッグダンスを始めたのですが、ダンスの練習を始めたら筋力がアップしてる気がするんです」
若先生「ドッグダンスって、何ですか?」
ママ「曲に合わせて、飼い主が愛犬に指示して、【おまわり】や【ターン】をさせるんです」
獣医さんは、ドッグダンスの事を知らないみたい。
ママが、 説明していたよ。
ママ「それで、ダンスの始める前は 左足の踏ん張りが弱かったのか、お座り状態でツルツル滑ってたのが、ダンスを始めたら、踏ん張る力が強くなったのかも知れません」
「右足と均等に踏ん張れるようになったんです」
若先生「足が老化するどころか、逆に筋力がアップしたんですね?」
ママ「はい、お散歩で歩く時の歩調も前と違って、力強く感じます」
若先生「それは、凄いですね〜」
若先生「膀胱炎とか、下痢とか大丈夫ですか?」
ママ「膀胱炎の予防は、毎月 かかりつけ病院で検査してます」
「あとは、軟化症のお友達から教わって、通販で試験紙を買ったので、毎朝 検査してますし、下痢もありません」
若先生に、 試験紙を見せて報告したら メモってたよ。
ママ「そう言えば、先生に 最近のクッキーを見て頂きたくて 動画を焼いてきました」
「差し上げますので、どうぞ」
若先生「あ…ありがとうございます」
動画をCDに焼いて持って行く飼い主さんって、 いないのかな…。
若先生、ビックリした表情だった。
若先生「サプリとかリハビリを教えてください」
ママ「お風呂に浸かって,心肺機能のトレーニングと、血流を良くする【びわの葉温灸】をやってます」
若先生「ほお〜」
若先生、 【びわの葉温灸】という言葉を初めて聞いたのかも…。
感心した様子で、メモしてた。
問診が終わって、 いよいよ 神経の再検査がスタート!
僕は、 研修生に抱っこして貰って 検査室へ。
若先生が 血液検査をしてくれるって言うから、ついでに頼んじゃった。
検査が終わって、ママがが呼ばれたのは 12時過ぎ。
僕の検査は、1時間半 かかったね。
若先生「クッキーちゃんの検査が終わりましたので、どうぞ」
ママ「はい、よろしくお願いします」
今度は、診察室8番へ。
女医さん「初めまして、私が担当させて頂きました」
「Eがアメリカに出張中なので、その間は、私が担当しますので よろしくお願いします」
ママ「こちらこそ、よろしくお願いします」
女医さん「先ず、血液検査の結果なんですが…」
検査の結果表を見ながら、説明がスタート。
女医さん「軟化症発症から5年が経つようですが、とても健康ですね」
「お母さんの健康管理が素晴らしいです」
女医さん「軟化症になると、どうしても膀胱炎になりやすいのですが、こちらも問題ありませんね」
「獣医でも、ここまで管理してあげられない事があります」
「飼い主さんのなかでも、圧迫排尿が難しいと言う方が大勢 いらっしゃいます」
「でも、お母さんの管理が とても良いですので、この調子で頑張って下さい」
ママが、褒められっぱなし。
女医さん「動画を見せて頂きましたが、とても力強いので ビックリしました」
「神経の検査をしたのですが、悪化してません」
「この調子で、頑張りましょう」
兎に角、 褒められっぱなしで 嬉しくなっちゃう僕とママ。
これからも 長生きしたいから、「定期的に検査したい」と言ったら、 病院側もデーターが欲しいから助かりますだって〜。
今まで、何例も軟化症のワンちゃんを診て来た先生達だけど、生きてるのは 僕だけだから 記録したいみたい。
僕としては、長生きしたくて 定期健診の積もりだけど、 獣医学の役に立つなら嬉しいな。
女医さんの話によると、 E先生は 半年後に帰国予定らしい。
だから、 秋頃に予約する約束にした。
女医さんと若先生、研修医さんに お礼をしてから、お会計。
本日の検査代は、 諭吉さんが1人 旅立ったよ〜。
…で、 お会計を済ませた後に ママから ご褒美を貰っちゃったの。
診察を待つワンちゃん・ニャンコちゃんに迷惑をかけないように、 病院の出入り口付近で チーズをパクリッ。
スリングバッグに入れて貰ってから、タクシーを呼んで お家へGO!
今日の診察結果を、 かかりつけの先生にも報告しよう〜っと!
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