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クッキー
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皆さん、昨日も たくさん 遊びに来てくだっさって ありがとうございました。 雨の中、プロカメラマンさんに撮影して貰った体験は、一生 忘れられない思い出です。 僕が生きた証しを 〔オリジナル写真集〕という形に残す事が出来て、嬉しいです。 では、 ここから 今日の 始まり 始まり〜。 今日 ママは 4時50分に 起きてきた。 ママ「クッキー君、おはよう」 僕「お…おはよう…、まだ 5時前じゃないの」 ママ「冷えるから トイレで目が覚めちゃった」 「それとね、写真集の表紙に使う画像を どれにしようか考えてたら 眠れなくなっちゃったの」 僕「そっか…、思い出の写真集だもんね〜」 「春に撮影したから 表紙は お花見セットにするか…、 それとも 最高の笑顔の僕か…。悩むね」 ママの頭の中は、写真集作成の事で いっぱいみたい。 夜遅くまで PCで「あ〜でもない こ〜でもない」って作業してるよ。 ママ「起きる?」 僕「うん」 よっこらしょ、 前足ズリズリ。 朝一番のオシッコ&を出して貰って スッキリ ソファーに乗せて貰って、よっこらしょ。 ブランケットの上で マッタリ。 トントントン ジュッ ジュッ〜、 今日も、キッチンから 朝を告げるBGMが聴こえてる。 あっ、 やっと 時計が 5時を回ったね。 それにしても、今日は 寒いな〜。 ブルブル ブルブル ママ「暖房を点けよう」 室温を見たら、16度。かなり 冷え込んでるから 灯油ストーブの スイッチ ON! だんだん 暖かくなってきたら 眠たくなってきちゃった。 パパ「おはよう〜」 ママ「おはよう〜」 僕「パパ、おはよう〜」 早起きファミリー、 リビングに 集合! 朝食準備が整って、ママも ソファーに どっこいしょ。 あっ、 ママが座ったぞ…、 お膝 貸して〜。 前足ズリズリ、ズリズリ。 よっこらしょっと。 ママのお膝をあご枕にしながら ウトウト ウトウト ママが食べ終わるまで ピッタンコして 待つ事にした。 パパとママ「いただきます」 パクパク モグモグ ゴクゴク ゴクゴク ママ「クッキー君の番ですよ〜」 僕「は〜い」 ソファーから降ろして貰って、 キッチンに前足ダッシュ! ママの足元で ジー。 僕「WONWON!」 待ち切れなくて、催促しちゃった。 ママ「出来たよ〜」 ヤッタア! カーペットに 前足猛ダッシュ! お耳パタパタ〜 ピョンピョン クネクネダンス 一連の儀式、アイコンタクト バッチグー カリカリ カリカリ ムシャムシャ ゆっくり よく噛んで食べないとね〜。 カリカリ カリカリ ムシャムシャ ママ「お皿を片付けてるね」 僕「うん」 ママが食器を片付けてる間、 僕は 大好きな を 味わいながら 食べていた。 ママ「食べ終わった?」 暫くして、食器を片付け終わったママが 僕のお皿を 覗きにやってきたよ。 僕「まだ、食べてるよ」 ママ「じゃあ、ベッドメイキングをしてくるね」 ママは、クシャクシャのベッドを直しに 2階へ。 僕は、カリカリ カリカリ 食事を楽しんでいた。 ママ「もう、 食べ終わった?」 リビングに戻ってきたママが、僕のお皿を ジー。 パパ「お皿を片付けようとしたら、クッキー君に怒られちゃった」 ママ「あらら…」 「でも、 もう 片付けないとね」 ママが、 僕のお皿をキッチンに持って行こうと 拾いあげた。 僕「あ〜ん、持って行かないで!」 (小声で)「ウ〜」 ママ「そんなに怒らないの! もう 食べ終わったでしょ!」 ママにも、ちょっとだけ 唸ってみたけど 敵わないや…。 あっという間に、お皿はキッチンに運ばれて 僕は 指定席に収まったよ。 ゆっくり食べられるようになって、食事にかける時間が長くなったけど なんか 物足りないような…。 でも、 毎回 言うけど 食べ過ぎると 豚ちゃんになるから 我慢しなきゃ…。 食後の指定席と言えば… パパのお隣。 新聞を読んだり、一服してるパパと一緒に ソファーで マッタリ 食休みだ。 パパの横で、 のんびりする時間も 大好きな時間なの。 ウトウト ウトウト でも、 時計は 止まってくれない。 あっと言う間に、出勤時間が迫っていたよ。 ママは、雨戸を ガラガラガラ。 パパは、気合を入れて、スーツ姿に 変身。 パパ「クッキー君〜」 僕「な〜に?」 パパに呼ばれて振り向いた。 パパ「『な〜に?』 じゃなくて もう 行っちゃうよ」 「お見送りしてちょうだい」 そうだった〜! 起きなくちゃ〜! マッタリしてたら、 ネムネム星人に襲われて もう少しで 夢の中だったの。 慌てて飛び起きた僕、 ママと一緒に パパを追いかけて 玄関へGO! パパ「じゃあね、クッキー君 行ってきます」 僕「行ってらっしゃ〜い」 パパのお鼻と 僕のお鼻をくっつけて ワンコ式 ご挨拶。 最近、 『行ってらっしゃい』の お見送り儀式のハイタッチは 気分次第でやったり やらなかったりの僕。 パパが 寂しそうだから ワンコ式ご挨拶に変更してみてるの。 パパ、 キリリとしたお顔で 出掛けて行ったよ。 さあ、リビングから お見送りだ! 窓際にスタンバイ OK! 僕「WONWON!」 パパのバイクが見えなくなるまで、吠え続けた。 ママ「クッキー君、降らないうちに 行ってこようよ」 僕「そうだね」 今日の天気予報は、曇り→ 雨。 それに、 ママが 8時半に お出かけする日でバタバタだから 早朝パトロールに行く事にしたの。 超特急で支度して、 遊歩道へ GO! エッサホイサ エッサホイサ お家を出発したのが、7時20分。 なんだか、冬の気候に戻ったような 冷たい空気。 天気予報のお姉さんが「今日は、真冬の格好でお出かけ下さい」って 言ってたのが よく 分かる。 ママなんか、 バドミントン用半袖シャツの上に 速乾性長袖シャツ。 その上にジャージ上下を着て、更に ダウンコートを着てたよ。 でも、何枚も重ね着して暖かそうなママとは対象に 僕は 自慢の毛皮にレインコートを1枚 着ただけという薄着。 靴下くらい、履かせて貰いたかったな…。 エッサホイサ エッサホイサ 遊歩道、メタセコイア前に 到着。 車椅子に乗り換えて、 いざ 出陣! お空は、どんな感じかな? お空を見上げたら、 今にも 降り出しそうな どんより 曇り空。 僕「ママ、急いで 歩かないと 濡れるかもね」 ママ「うん、 頑張って 歩こう!」 テンション上げて ガンバ! テクテク ポテポテ トコトコ テクテク ポテポテ トコトコ ママ「ちょっと待って、シャクナゲさんの蕾が膨らみ始めたよ」 僕「本当だ〜!」 ちょっと見ない間に、 花びらが顔を出し始めていて ビックリ。 早く 咲かないかな〜。 さあ、 どんどん 進もう! テクテク ポテポテ トコトコ
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