元気よく歩こう
今日 ママは 5時に起きてきた。
朝一番のトイレ後に脱衣場へ。
[計るだけダイエット]を始めて、今日で3日目。
少しでも軽くなるように、気合いを入れてホームウェアを脱いだママ。
凍えそうになりながら体重計に。
ドキドキ ドキドキ
結果は、体脂肪が黄色信号でガックリ。
昔よりも なかなか脂肪が燃えにくいのは、筋肉量が減ったせいかも…。
コツコツ、筋トレしなきゃ…と 反省しながらカレンダーに記録。
老後に向けても貯筋しないとね。
リビングに戻って来たママが、僕のハウスに近付いて来た。
ママ「おはよう」
僕「おはよう」
寒くて ママをチラ見しただけ。
毛布にくるまりながらウトウト ウトウト。
トントントン ジュッ ジュッ〜
ママは、朝食準備をテキパキ テキパキ
朝食準備が整ったのは5時半。
あれ?
パパが起きてこない…
大丈夫かな…
職場に遅刻したら大変だ〜!
ママは、パパを起こしに2階のベッドルームへ。
ママ「5時半になったよ」
パパ「う…うん…」
ママの声に、ゆっくり目を開けるパパ。
ガバッ
起き上がって、階段をトットットット
ママも階段を降りてリビングへ。
これで、家族全員 リビングに集合!
パパ「ふわぁ〜」
大きな欠伸してから、パクパク モグモグ
ママもソファーに座って
「いただきま〜す」
パクパク モグモグ
あっ、パパったら 朝一番の体重測定を忘れてるんじゃない?
でも、食べ始めちゃったから いいか…。
今度から、測定を忘れてたら 言った方が良いかもよ…。
僕は、ハウスの中からママを(;¬_¬)ジー
パクパク モグモグ
ママは、本に書いてある通り食前野菜を実行してるみたい。
最初に野菜を食べてから、チャーシューや竜田揚げをパクパク モグモグ
それから、ご飯を食べて お味噌汁。
食べ方の順番を意識して変えると、ダイエット成功に加速がつくんだってさ〜。
因みに、コンビニ弁当の
時は食前に野菜ジュースを飲むと良いみたい。
パパも食べ方を変えると良いかも…。
でも、好きな食べ物から食べたい気持ちも分かるよね〜。
パクパク モグモグ
ゴクゴク ゴクゴク
あっ、ママが食べ終わった!
よっこらしょ、前足ズリズリ。
朝一番のオシッコ&ウ○チを出して貰ってスッキリ。
キッチンに前足ダッシュ!
ママの足元で(;¬_¬)ジー
♪ ご飯〜 ご飯〜 ♪
待ちきれなくて前足ピョンピョン。
ママ「いいよ〜」
ヤッタァ!
カーペットに前足猛ダッシュ!お耳パタパタ〜ピョンピョンクネクネダンス ♪
一連の儀式、アイコンタクト
(^-^)v
ガツガツ ムシャムシャ
今日も ご飯が美味しいな〜
あっと言う間に完食!
ママは、食器の片付け。
パパは食後の一服
( ̄。 ̄)y-〜〜
新聞を(;¬_¬)ジー
僕は、ソファーに乗せて貰って よっこらしょ。
うーん、やっぱり一人ぼっちは嫌だな〜。
パパの横に行きたいな〜。
お願いしてみよう。
僕「WON!」
パパ「…………」
新聞に夢中で聞こえないのかな…
もう一度、大きな声で
僕「WONWON!」
パパ「…………」
ママ「クッキー君が呼んでるよ〜」
「隣に座りたいみたい」
パパ「クッキー君、ごめんごめん」
「こっちにおいで」
やっと気づいてくれたぜぃ。
パパに抱っこして貰って移動した。
パパ「クッキー君、マッサージしよう」
僕「お願いしま〜す」
パパとラブラブスキンシップタイムの始まり 始まり〜。
パパの大きな手に包まれた後ろ足。
優しく丁寧に モミモミ ギュ〜
なんて気持ちが良いんだろう〜。
パパの温もりを感じながらウットリ。
僕は、幸せを噛みしめていた。
でも、パパの出勤時間が 刻々と迫ってきて
ラブラブスキンシップタイムは10分位で終了。
パパ「さてと!」
気合いを入れて、支度を始めたよ。
僕は、ソファーに一人で マッタリ。
そこへ ママがやってきた。
ママ「クッキー君、もう直ぐ お見送りだね」
僕「うん」
「お見送りって嫌だな」
ママの腕を お鼻でツンツン
ママ「抱っこ?」
僕「うん」
淋しさを紛らわせる為に、抱っこして貰う事にしたの。
ママの腕の中でマッタリんこ〜。
パパ「寒いからリビングで着替える」
暖房を点けていない部屋は まるで北極。
凍えそうだからと、暖房ぬくぬくのリビングでスーツ姿に変身してた。
ママは、パパが着替え終わった事を確認してから 雨戸をガラガラ
パパ「一服してから行くね」
一服( ̄。 ̄)y-〜〜
パパ「よし!」
あっ、気合いを入れたぞ!
僕(ボーイソプラノ)「WONWONWON!」
僕も気合いを入れて返事した。
そしたら、思わず 高音が出ちゃったの。
パパに笑われちゃったよん。
パパ「行って来ます」
僕「グフッ」
今度は、パパが低音で言うから 僕も控えめに低音で返事したよ。
パパの後を追いかけて玄関へ。
ママ「パパに『行ってらっしゃい』してね」
僕「うん、分かってるよ」
ママのお顔をペロペロペロペロ
僕「WONWONWON!」
気合いを入れて、張りのある声でお見送り。
右前足とパパの手とハイタッチ。
ママ「クッキー君、自分から前足を出すようになったね」
パパ「うん」
パパ、何だか とっても嬉しそうなお顔。
出勤日の朝に行うハイタッチの儀式は、パパから教わったの。
パパ「行って来ます」
パパ、ニコニコ笑顔で出掛けて行ったよ。
さぁ、リビングに戻って窓際にstandby!
僕「WONWONWON!」
パパのバイクが見えなくなるまで吠え続けた。
さてと、僕は パトロールに行ってこようかな〜
街の平和と安全を守る為だから、「寒い」なんて言ってられない。
僕とママは、大急ぎで 支度を開始した。
今日のコートは、これ。
背中にMickeyがついてるファー付きコート。
ママもファー付きにしたから、なんちゃって ペアルックだ。
さぁ、遊歩道を目指して let's go!
時計は、8時05分。
エッサホイサ エッサホイサ
あっ、柴犬ちゃんとおじ様だ〜!
久しぶりに逢えたね〜
おじ様「明けましておめでとう」
「今年も宜しくね〜」
僕とママ「おめでとうございます」
「宜しくお願いします」
新年が明けてから、もう17日が経ったけど…
柴犬ちゃんとおじ様とは、本当に久々の再会だったの。
ご挨拶してBye-bye
エッサホイサ エッサホイサ
あっ、シーズーちゃんとおじ様!
このシーズーちゃんとおじ様とも久々の再会。
お逢いする度に、僕の後ろ足を気遣って下さる優しいおじ様。
僕とママ「おはようございます」
挨拶したよ。
でもね、残念な事にシーズーちゃんとは ちょっと相性が悪いから 遠くからの挨拶になっちゃった。
またね〜。
エッサホイサ エッサホイサ
メタセコイア前に到着。
さぁ、ここから歩くぞ〜!
車椅子に乗り換えて、いざ 出陣!
今日も、緩やか下り道を元気よく頑張ろう!
お空は、雲一つない青空。
冬晴れだよ〜。
続く
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