1週間振りのデート
今日 ママは 7時に起きてきた。
雨戸をガラガラガラ
ママ「クッキー君、大変!」
僕「な〜に?」
ママ「また目覚ましをかけ忘れちゃった〜!」
「8時15分には出ないといけないのに…」
んもう〜!
ママって 本当に学習能力がないって言うか なんと言うか…
自業自得だね。
ママは、大急ぎで朝食準備を開始した。
トントントン ジュ ジュッ〜
いつもより、包丁の音が速い。
トットットット
パパ「おはよう」
ママ「おはよう」
「またやっちゃった」
パパ「何で目覚ましをかけなかったの」
「待ち合わせに間に合う?」
パパも呆れてるみたいだ。
ママ「超特急で食べて、超特急で支度する」
パパ「うん、そうだね…………」
朝食準備が整って、ママも着席。
パパとママ「いただきます」
パクパク モグモグ
ゴクゴク ゴクゴク
あっ、もう食べ終わった!
僕も起きなきゃ!
よっこらしょ、前足ズリズリ。
朝一番のオシッコ&ウ○チを出して貰ってスッキリ。
ママ「クッキー君、急いで!」
僕「OK!」
ママの後を追いかけてキッチンに前足ダッシュ!
ママの足元で(;¬_¬)ジー
ママ「出来たよ〜」
ヤッタァ!
カーペットに前足猛ダッシュ!お耳パタパタ〜ピョンピョンクネクネダンス ♪
一連の儀式、アイコンタクト
(^-^)v
ガツガツ ムシャムシャ
ママは、僕が食べてる間に 食器の片付け。
パパは、食後の一服
( ̄。 ̄)y-〜〜
新聞を(;¬_¬)ジー
僕「WON!(食べ終わったよ〜)」
ママ「パパ、クッキー君にお薬をお願い」
パパ「分かった」
手が放せないママに代わって、パパが お薬入りチーズを作ってくれたよ。
パパ「待て…」
僕「パパ、まだ?」
チーズを(;¬_¬)ジー
パパ「よし、OK!」
ワァイワァイワァイ!
パクリッ ムシャムシャ
膀胱炎のお薬、今日で おしまい。
ご飯も完食したし、体調 バッチリだぜぃ!
ママ「支度してくる」
ドタバタ ドタバタ
時計は、8時15分。
うわぁ〜、遅刻かも〜
ドタバタ ドタバタ
ママは超特急で階段を上ったり下りたり。
僕も超特急で お支度した。
さぁ、待ち合わせ場所にlet's go!
僕とママ「パパ、行って来ます」
パパ「行ってらっしゃい」
パパに挨拶してから小走りで玄関へ。
エッサホイサ エッサホイサ
時計は、8時22分。
こりゃぁ、本当に遅刻だ〜!
レディーを待たせる事になるなんて…
ママの寝坊が原因だよん (T^T)
急がなくっちゃ、急がなくっちゃ!
エッサホイサ エッサホイサ
バギーの中で前のめり
ママは、小走り タッタカタッタカ タッタカ
待ち合わせ場所に到着〜。
あっ、メグちゃん!
僕とママ「遅くなって ごめんなさ〜い」
メグちゃん「クッキー君、おはよう〜」
僕「メグちゃん、おはよう〜」
「今日は、1週間ぶりの再会だね〜」
メグちゃん「会いたかったわ〜」
小走りに駆け寄って来てくれた。
僕「僕も会いたかったよ」
再会を喜び合った。
さぁ、グラウンドに
let's go!
エッサホイサ エッサホイサ
メグちゃんは、キャリーバッグに入れて貰ってユ〜ラユラ
エッサホイサ エッサホイサ
ユ〜ラユラ ユ〜ラユラ
ママ同士は、ピーチクパーチク お喋りしながらテクテク テクテク
グラウンドに到着。
砂利道ガタガタ
芝生をエッサホイサ エッサホイサ
あれ?
サッカー少年達が集まってるよ。
僕「今日も端っこだね」
メグちゃん「そうね」
今日は土曜日か…
サッカー少年達の練習に使われるんだね。
僕とメグちゃんは、邪魔にならないようにグラウンドの奥へ行く事にした。
エッサホイサ エッサホイサ
ユ〜ラユラ ユ〜ラユラ
一番奥のサッカーゴール近辺にバギーを停めた。
僕は、車椅子に乗り換えて準備。
メグちゃんは、キャリーバッグから降ろして貰ってエプロンを装着。
メグちゃん「クッキー君、準備はいい?」
「探検に行くわよ〜」
テクテク テクテク テクテク
僕「メグちゃん、待って〜」
テクテク ポテポテ トコトコ
アラフォー探検隊、出動!
風は冷たいけど、お空は お日様ニコニコ。
僕達を見守ってくれてるみたい。
クンクン クンクン クンクン
お鼻探知機、フル稼働。
僕「メグちゃん、何か発見した?」
メグちゃん「うーん」
「ここは、男の子の匂いしかしないわ」
「私、あっちに行ってみる」
テクテク テクテク テクテク
メグちゃん、積極的に活動。
僕は、メグちゃんの後を追いかけよう。
テクテク ポテポテ トコトコ
続く
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