たくさんの出逢い
続き
さぁ、どんどん 進もう。
テクテク ポテポテ トコトコ
あっ、ダックスちゃん！
挨拶して行こう。
僕とママ「おはようございます」
おば様「おはようございます」
「あら、今日はお友達は一緒じゃないの？」
ママ「はい、今日は一人です」
メグちゃんが一緒にいないから心配したみたい。
僕「wonwon！」
ママの足元でダックスちゃんにご挨拶。
ダックスちゃん「……」
あれ？
去年までは、ダックスちゃんの方から挨拶しに来たのに…
僕「ダックスちゃん、おはよう〜」
ダックスちゃん「お…おはよう」
お鼻とお鼻を近づけて クンクン クンクン
僕とダックスちゃん、ちょっとだけご挨拶。
ダックスちゃん、満足したのかな。
おば様の足元に行っちゃった。
おば様「前は自分から挨拶しまくってたのに、最近は ちっともなの」
ママ「大人になって落ち着いたのかしらね」
おば様「そうかしら」
「ありがとうございました」
ママ「こちらこそ、ありがとうございました」
ダックスちゃんとおば様にバイバイ。
テクテク ポテポテ トコトコ
あっ、ここに沢山の情報がありそうな予感がするぞ！
よいしょっと！
段差をよじ登ってクンクン クンクン
うーん、お友達情報がいっぱいだ〜。
よいしょっと！
段差を降りて〜
グレーチングを 前足ジャ〜ンプ！
よし、上手く跨げたぜぃ！
テクテク ポテポテ トコトコ
トンネルを抜けたら、あともう少し。
テクテク ポテポテ トコトコ
キョロキョロ キョロキョロ
特に変わったお花は咲いてないな…。
ひたすら前進だね。
テクテク ポテポテ トコトコ
スーパー前広場に到着。
ベンチにどっこいしょ。
呼吸が整うまで、ボケーッと景色を眺めて一休み。
あっ、同じ名前のシェルティちゃんだ！
シェルティちゃんママ「クッキー君、おはよう」
僕「wonwon！」
ママ「おはようございます」
シェルティちゃんママが 優しく 僕を撫でてくれたよ。
久しぶりに会えて嬉しいな〜。
ちょっとだけ、シェルティちゃんママとスキンシップしてバイバイ。
さぁ、僕も お家に帰ろう。
よっこらしょ、坂道の手前を目指してGO-！
テクテク ポテポテ トコトコ
「おはようございま〜す」
ん？
振り向いたら、いつも可愛がって下さる雑貨屋さんのお姉さんだった。
お家でもワンコと暮らしてるみたいで大のワンコ好きなお姉さん。
僕に会うと、必ず話し掛けてくれるんだよ。
お姉さん「元気そうだね〜」
僕「うん、お陰様で」
今日は、車椅子姿を見て貰えてラッキー！
お姉さん「またね〜」
駅前の雑貨屋に急ぐお姉さん。
僕「お姉さん、待って〜！」
お姉さんの後を追いかけてテクテク ポテポテ トコトコ
大好きなお姉さんに置いて行かれないように必死に歩いちゃった。
テクテク ポテポテ トコトコ
テクテク ポ……………
あっ、ワンちゃんだ！
お姉さんも2匹のワンちゃんに気が付いたみたい。
挨拶しに行っちゃったよ。
僕は、遠慮しておく。
お姉さん、またね〜。
バイバイして坂道の手前に向かった。
テクテク ポテポテ トコトコ
坂道の手前に到着。
車椅子から降ろして貰ってオシッコ&ウ○チ。
スッキリしてからバギーに乗り換えた。
今日は、思いがけず沢山の出逢いがあったな〜。
さぁ、帰ろう。
エッサホイサ エッサホイサ
お家に着いたのが、
9時半。
1時間のお散歩だったね。
足を拭いて貰ってリビングに。
ソファーの所まで前足ダッシュ！
ここから、下半身を支えて貰って おいっちに〜、おいっちに〜。
お水をガブガブガブ
喉を潤して、一段落。
続く
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