夏空の下で
続き
ママは、超特急で洗面とお着替え。
洗濯機に洗剤を入れてswitch ON!
ママ「クッキー君、マッサージしよう」
僕「うん」
デートに備えて、念入りにモミモミ ギュ〜。
全身を解して貰ってウォーミングアップは完璧〜。
さぁ、待ち合わせ場所にlet's go!
時計は、7時15分。
待ち合わせは7時半なのに 間に合うかな…
急げ 急げ〜!
エッサホイサ エッサホイサ
ママ「あっ!」
僕「どうしたの?」
ママの声で、後ろを振り向いた。
ママ「おやつを忘れちゃったの」
僕「また?」
「でも、取りに帰る時間はないから良いよ」
ママ「ごめんなさい」
忘れん某のママ、今日もおやつを忘れたんだって〜。
メグちゃんに謝らなきゃ…。
いつも、頂きっぱなしで申し訳ないからね。
エッサホイサ エッサホイサ
待ち合わせ場所に着いた。
もう、メグちゃんとメグちゃんママもいたよ。
僕とママ「おはようございま〜す」
メグちゃんとメグちゃんママ「おはようございま〜す」
ママ「時間を気にしてたら、おやつを忘れちゃいました」
メグちゃんママ「私も忘れちゃいました〜」
ありゃりゃ、今日は ご褒美なしかぁ…
待ち合わせ時間を30分早くしただけで、ママ達は忙しいのかな。
おやつの事なんて、すっかり忘れちゃったんだね。
まぁ、リズムに慣れるまで仕方ないよね。
僕「今日は短いコースにする?」
メグちゃん「そうね〜」
「昨日、たくさん歩いたから 短いコースでも充分だと思うわ〜」
という事で、遊歩道コースに決定!
エッサホイサ エッサホイサ
メグちゃん、ゆっくりテクテク テクテク テクテク
エッサホイサ エッサホイサ
テクテク テクテク テクテク
メグちゃんは、時々 抱っこして貰いながら前進。
遊歩道に到着。
僕「車椅子に乗り換えるね」
メグちゃん「うん」
車椅子に乗り換えて、いざ 出陣!
僕「お待たせ〜」
あれ?
キョロキョロ キョロキョロ
メグちゃん「クッキー君、ごめんなさい」
「ちょっと気になる匂いがあったから確認してたの」
テケテケテケテケ〜
メグちゃん、慌てて戻って来た。
さぁ、歩こう。
テクテク テクテク テクテク
僕は、メグちゃんと並んだり 離れたりしながら ゆっくり テクテク
ポテポテ トコトコ。
メグちゃん「公園に行ってみましょうよ」
僕「うん、良いよ」
メグちゃんの提案で、遊歩道横の公園に入って行った。
テクテク テクテク テクテク
テクテク ポテポテ トコトコ
バギーを停めて、リードをフレシキリードにチェンジ!
ママ「クッキー君、自由に走れるよ」
僕「うん」
ママが僕から離れて、待機。
僕は、ママの所にタッタッタッタ〜
そこへ、メグちゃんが近づいて来た。
メグちゃん「これは誰ですか?」
クンクン クンクン クンクン
わんこの顔した持ち手をクンクン クンクン
僕「メグちゃん、これはママが握る所だよ」
メグちゃん「な〜んだ」
「わんこの顔してるから、お友達かと思ったわ」
僕「ねぇねぇ、一緒に遊ぼうよ〜」
メグちゃん「そうね〜」
「何して遊ぶ?」
夏空の下で、メグちゃんと公園デート。
最高だな〜。
続く
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