メーメーちゃん、鳴かないよ
続き
おもちゃ箱を見上げてたら、ビスケがやって来た。
ビスケ「久しぶりに遊びましょう」
僕「今日は、ごめん」
ビスケ「最近、クッキー兄さんは僕と遊んでくれなくて寂しいな〜」
ビスケは、しょんぼり おもちゃ箱に帰って行った。
僕「おーい、そこの君〜」
「黒いお顔で、白い毛皮の君だよ〜」
メーメーちゃん「メ〜メ〜」
「また指名して頂きましたか?」
僕「うん、呼んだよ」
メーメーちゃん「ありがとうございます」
「ビスケ君よりメロンちゃんよりも、最近 指名して頂く回数が多くて嬉しいメ〜」
僕「さぁ、遊ぼー!」
メーメーちゃん「はい」
ポーーーーーン
メーメーちゃんが、突然 頭上を飛んで行った。
待って〜!
タッタッタッタッタ〜 キャッチ!
タッタッタッタッタ〜
振り回し攻撃だ〜!
ブンブン ブルンブル〜ン
メーメーちゃん「め…目が回る〜〜〜」
ポーーーーーン
あっ、今度は キッチンに逃げたな?
キッチンにタッタッタッタッタ〜
(;¬_¬)ジー
あれ?
メーメーちゃん、ひっくり返ったまんまだ…。
お鼻ツンツン
メーメーちゃん「…………」
ん?
なんで鳴かないの?
(;¬_¬)ジー
お鼻ツンツン ツンツン
メーメーちゃん「……………」
メーメーちゃん、うんともすんとも言わないよ。
ママに知らせなきゃ!
タッタッタッタッタ〜
僕「ママ、メーメーちゃんの様子がおかしいよ〜」
ママ「どうしたの?」
僕「ツンツンしても鳴かない」
ママ「だからって、キッチンに置いてきたら可哀想よ」
「連れてきてあげて〜」
僕「は〜い」
タッタッタッタッタ〜
僕「メーメーちゃん、大丈夫?」
優しくくわえてタッタッタッタッタ〜
安全地帯にポトリッ
生きてるか調べてみようかな。
カミカミ カミカミ カミカミ
メーメーちゃん「メ〜〜」
あっ、鳴いた〜!
メーメーちゃん、無事で良かった〜。
目が回って気持ち悪かったのかな。
続く
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