かくれんぼ 2
続き
次はママが鬼のはずなんだけど、何故か また 僕が鬼。
ママ「隠れるから、リビングで待っててね」
僕「うん」
ママは、隠れ場所を探しながらキョロキョロ
ママ「ここにしよう」
カモフラージュに、押し入れの扉を少しだけ開けたママ。
隠れた場所は…
八畳の部屋のドアの裏。
ママ「もういいよ〜」
僕「は〜い」
タッタッタッタッタッタ〜
僕「流石に、連続ではお風呂場には隠れないだろうな〜」
八畳の部屋にタッタッタッタッタッタ〜
僕「あれ?」
「押し入れが開いてる」
タッタッタッタッタッタ〜
クンクン クンクン クンクン
僕「いないや…」
「八畳にいないとなると、どこ?」
タッタッタッタッタッタ〜
廊下に出てキョロキョロ キョロキョロ
リビングにいない。
お風呂場もいない。
廊下にもいない。
やっぱり、八畳?
タッタッタッタッタッタ〜
クンクン クンクン クンクン
いくらなんでも、棚の中にはいないかな?
ということは?
タッタッタッタッタッタ〜
僕「見〜つけた〜!」
ママ「見つかっちゃった〜」
僕、何度も ママの前を通り過ぎてたなんて…
今度は、もっと 鼻探知機を働かせよう。
続く
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