シャキ〜ン、テクテクポテポテトコトコ
続き
ママの支度が終わって、出発出来たのが9時。
さぁ、遊歩道を目指して
let's go!
今日も、風がなくて穏やか。
街を歩いてる人は、少ないみたい。
お節料理作りや大掃除で忙しいのかな…
それとも、もう帰省したのかな…
エッサホイサ エッサホイサ
あっ、赤いセーターを着たダックスちゃんだ!
可愛いなぁ〜
一緒にお散歩してるのはお姉さんだね。
ママ「おはようございます」
お姉さん「おはようございます」
軽く会釈を交わして、すれ違った。
ダックスちゃん、僕がバギーだから 気がつかなかったみたい。
さぁ、どんどん 進もう。
エッサホイサ エッサホイサ
遊歩道に到着。
車椅子に乗り換えて、いざ 出陣!
昨日は、車椅子に乗らなかったから 早く歩きたくてウズウズしちゃった。
お空は、冬晴れ。
テクテク ポテポテ トコトコ
歩けるって 楽しいな〜
テクテク ポテポテ トコトコ
前足君が、元気いっぱい動いてくれて嬉しい〜
テクテク ポテポテ トコトコ
あれ?
さっきのダックスちゃんとお姉さんだよ〜。
ママは、お姉さんに会釈。
お姉さんも気がついて、ママに笑顔で会釈。
ダックスちゃん、僕に ちょっと興味津々みたい。
でも、お姉さんに引っ張られて行っちゃった。
また 会えると良いね。
ダックスちゃん、Bye-bye
テクテク ポテポテ トコトコ
ちょっと待って〜
ここの曲がり角は、いつも気になる場所なんだ。
クンクン クンクン クンクン
うん、特に変わりない!
テクテク ポテポテ トコトコ
坂道の手前まで、一気に歩いた。
車椅子から降ろして貰ってウ○チ。
スッキリしてからバギーに乗り換えたよ。
さぁ、帰ろう。
エッサホイサ エッサホイサ
あっ、□さんだ!
ママのスポーツクラブの顔見知りのおば様だよ。
ママ「おはようございます」
□さん「おはようございます」
「最近 見かけないから どうしてたかと心配してたの。元気そうで良かったわ」
ママ「最近は、ずいぶん減らして 水曜日と金曜日にしか行ってないので…」
□さん「ワンちゃんのお世話を頑張ってらっしゃるのね?」
ママ「はい、この子中心の生活です」
□さん「そう言えば、あなたとワンちゃん ソックリね〜」
ママ「似てますか?」
□さん「とっても似てるわよ」
「それじゃぁ、またね〜」
ママ「はい、失礼します」
おば様は、ご用があるらしくて急いでたから ここでお別れ。
僕とママ、似てるって言われちゃった〜
何だか 僕もママも嬉しいような恥ずかしいような…
エッサホイサ エッサホイサ
お家に着いたのが、10時だった。
ウィンドブレーカーと靴下を脱いで 静電気防止リングを外して洗面所へ。
足を拭いて貰ってリビングに。
前足ダッシュ!
お水をガブガブガブガブ
ハァ〜、休憩しなかったから 喉がカラカラ
一気に飲み干しちゃったよ。
パパ「クッキー君、昨日 お仕事しなかったでしょ?」
僕「何のこと?」
パパ「昨日の18時過ぎに またお隣が被害に遭ったらしいよ」
「さっき、警察官に聞き込み調査されたんだ」
ママ「また?」
パパ「昨日、帰ってきた時間だったみたいだよ」
ママ「どうして 私達は 不審な音に気付かなかったのかな…」
パパ「クッキー君が吠えてるのがオシッコだと思ったんだ」
僕たち、また 不審者に気付けなかった。
これからは、もっともっと お耳を澄ませなきゃ…
続く
>>ブログ利用規約