僕たちの味覚
続き
僕たちの【味覚】についてだよ〜。
◎犬の味覚は鈍感
犬の味覚は人に比べて鈍感で、何でも食べてしまう(雑食)と言われる。
ただし 甘味と酸味には敏感で 消化の良い糖や甘味物質を感知する能力に優れている。
味は、舌にある味らいで感じますが、人間には この味らいの数が約1万個あると言われますが、これに対して 犬には約2千個しかないと言われています。
◎鈍感でなくては生きていけなかった
犬が味覚に鈍くなった理由として、犬はもともと肉食ハンターであり、自然界に生きる肉食動物は獲物を捕らえて、生で食べます。
生で食べると血や獲物の汚れなど、味に拘らず、何でも食べなければ生きていく事が出来ない。
味覚が発達していると、マズイと感じて食べませんが味覚が発達していなければ、マズイと感じる事もなく、何でも食べる事が出来る。
◎犬の食べ物の好き嫌い
肉も犬の好物ですが、中でも どんな肉が好きなのでしょうか。
アメリカでの ある実験レポートでは、犬の好物は 牛肉・豚肉・羊肉・鳥肉・馬肉の順となっています。
しかし、食べ物の嗜好は母親や飼い主の嗜好、食生活などの影響が大きいので、地域差、個体差も大きいと思われます。
興味深いのは、犬でも猫でも、まだ食べた事のない新しい味、食べ物への好奇心が強い事です。しかし、一度食べて 気持ちが悪くなったり、吐き気がした食べ物には、二度と食べない[味覚忌避]の習性も知られています。
人と違って、犬や猫は、物事と物事の関係性を直接的にしか理解しないとされていますが、食べてから1時間たって腹痛を起こした「嫌な食べ物」に対する記憶は、例外的に長くのこるようです。この知恵は、きっと食べる事が「生存」そのものに直結する重要な行為だからなのでしょう。
僕たちU^エ^Uは、ママ達よりも、味覚が鈍感だけど、それは 生きる為だったんだね。
今日は、これにて終了。
残す五感シリーズは[触感]
お楽しみに〜
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