どこまで行くの?
続き
お水休憩した後、今度は探検ごっこ。
ママと一緒に、テクテク ポテポテトコトコ
あれ? ママ〜、どこまで行くの?
ママったら、一人で 遠くに行っちゃった〜
僕は、バギーが心配…
でも、ママから離れたくない…
どうしよう〜
ママ「クッキー君、来ないの?」
僕が ついて行かなかったから、ママが戻って来てくれたよ。
僕「バギーから離れない方が良いんじゃない?」
ママ「そうね。それなら
バギーの近くで遊ぼう」
僕「うん」
僕とママは、バギーから離れない場所で 探検ごっこの続きを始めたんだ。
テクテク ポテポテ トコトコ
「怪我ですか?」
ん? また質問された?
振り向いたら、お散歩中の年配ご夫婦だった。
ママ「神経の病気で麻痺しました」
またまた ママが説明。
ご夫婦「あらまぁ〜、かわいそうに。でも、お散歩しないといけないのですか?」
ママ「心肺機能が弱りましたけど、お散歩が大好きだし 体重が増加すると負担になるので、適度に運動してるんですよ」
ご夫婦「トイレは?」
ママ「時間を見て出してあげてます」
ご夫婦「あらぁ〜、ワンちゃんにつきっきりの生活ね」「よほどワンちゃんが好きでないと出来ないわね」
「頑張って下さいね」
ママ「はい、ありがとうございます」
僕とママは、お礼をして別れた。
車椅子の僕を見て、みんなが「かわいそうに」って言ってくれるけど、今は車椅子生活を楽しんでるから 心配しないでね。
神様が前足を残して下さったから、第二の犬生を送る事が出来てる。
パパとママは、僕の排泄を介助してくれてるけど、家族だから、ちっとも苦じゃないって 言ってくれてるの。
麻痺した当初は、お先真っ暗だったけど、車椅子生活だって、色んな遊びが出来るって分かったから、楽しいよ。
みんなも、もし 車椅子生活になっても 落ち込まないでね。
なんて、急に 考えてたらブルルル ブルルル
ママの携帯が鳴ってる〜
マナーモードにしてたから、
ブルルルって振動してたよ。
ママ「何だろう?」
携帯をカチャン
ママ「メールだ〜」
開けてみたら、クーちゃんの写真。
ママ「クーちゃんの写真が来たよ」
僕「見せて〜」
ママ「先に電話してみる」
ママが 携帯で( ゜∇^)] モシモシ
ママの実家に、ママのお姉さんとクーちゃんが遊びに来てるらしい。
それで、写メを送ってくれたんだって〜。
ママ「さぁ、帰ろう」
僕「うん」
多分、1時間弱は 遊んだかな〜
時計を見てないから正確じゃないけど。
車椅子から降ろして貰って オシッコ&ウ○チ。
スッキリしてから、バギーに乗り換えて お家に向かったよ。
エッサホイサ エッサホイサ
お家に着いたのが、12時半だった。
足を拭いて貰って、
リビングに。
下半身を支えて貰って
カーペットにダッシュ!
お水をガブガブガブガブ
パパは、車で クリーニングに行ってるし、この時間にいないって事は、多分 きっと パの字。
だから、ママと2人でランチタイム。
[ごきげんよう]を見ながら ガツガツ ムシャムシャ
パクパク モグモグ
お腹いっぱいになったら眠たくなっちゃった〜
続く
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