僕、食事中なんですけど…
今日 ママは 7時半に起きてきた。
ザーザーザーザーザー
昨日からの雨が降り続いてる。
太陽さ〜ん、かくれんぼしてないで 早く 出て来て〜。
寒いから、温めて〜〜〜
タオルに身体をつけてじーっとしてよう。
ママも さすがに 長袖のトレーナーを着てるみたい。
ママ「おはよう、ドアを開けておくね」
僕「うん」
ショボショボおめめで、ママをちら見した後、また タオルの上で ウトウト ウトウト
ママは 朝食準備を開始。
トントントントン ジュー ジュー
今日の朝ご飯は、目玉焼き、炒めたウィンナー、キャベツの千切り、キャベツの味噌汁、発芽玄米入りご飯。
ママ「いただきま〜す」
パクパク モグモグ パクパク
モグモグ
一口 30回 よ〜〜く噛むから、ママが食べ終わるのは 遅い。
僕は、ハウスで ウトウト ウトウト
お腹が空いたなぁ〜、でも眠たいなぁ〜
ママ「ごちそうさま、クッキー君も食べようね」
僕「………」
ママ「それじゃぁ、先に食器を片付けてくるね」
僕「………」
ママは キッチンで 食器を片付け始めた。
カチャカチャ ジャー(食器を洗う音)
やっぱり 起きる〜!
前足ズリズリ、(;¬_¬)ジー
カーペットから ママに視線を送ってみた!
ママ「あら、起きたの?」
「オシッコしましょう」
僕「おはよう、お願いします」
ジョーーーーーー
朝一番のオシッコを出して貰って スッキリ〜
ママ「スッキリして良かったね」
僕「ありがとう」
ママのお顔をペロペロ
ママ「ねぇ、今日は車椅子に乗ってご飯を食べてみない?」
僕「うんうん、ナイスアイデアだね!」
ママ「車椅子を持ってくるから待ってて」
今日はママの提案で、久しぶりに 立った状態で 食べる事にしたの。
ママ「はい、お待たせ、車椅子に乗ろうね」
僕「やったぁ!」
ママに 車椅子に乗せて貰って準備OK!
ママ「ご飯を用意するね」
ママがキッチンで、僕のご飯を用意してくれた。
待って〜〜〜〜〜!
タッタッタッタッタッタ
キッチンに ダッシュ!
車椅子に乗ってるから、楽に走れるなぁ〜。
ママの足元で 待機。
用意が出来たら カーペットに猛ダッシュ!
ママ「車椅子でも、お手が出来るかな〜」
ママ「待て」「お手」
「おかわり」 「ハイタッチ」
アイコンタクト (^-^)v
僕は、車椅子に乗ってても ちゃんと 出来たよ。
ママ「OK!」
ガツガツ ガ…ツ
ん?何だか 視線を感じるな…
僕は、食事中なんですけどぉ…
続く
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