徘徊ちゃんその4 | だいすけのMY ROOM - ペットストリート

徘徊が激しくなってしばらくするとまっすぐ歩くのが難しくなり、くるくると旋回するようになりました。後ろ足も弱ってきてすぐに転び、立ち上がろうと全力でもがき、前足で床をたたき、「オンッオンッ」と起こしてもらえるまで鳴き続けるようになってしまいました。もがく時は全力でバタバタするので、擦り傷が出来て出血するわ、鳴き声はどんどん高く大きくなるわで さすがに目を離せなくなりました。
ある日仕事から戻ると、げっそりした母が徘徊用サークルの中にたたずんで「今日も朝から5分おきに起こせ起こせって騒ぐから運動会よ〜(-_-;)こうやって中に立ってれば私に寄りかかりながら歩けるから、さっきからずっと中に立ってるの」と…(>ε<)

おしっこをさせる為にもだいたい2時間おきくらいに外に抱えて出して、家の前の道路（車がめったに通らない）を、支えて歩かせました。道路でもくるくるとまわってしまいますが、外はやはりうれしいようで足どりも軽く、いいお顔になって一生懸命歩いていました。

振り返ると、ただただ必死の毎日、すごく疲れていたと思うけど、ダイチャンと一緒に見た夕焼けはきれいだったなぁ…となつかしく思うのです。