またまた時は戻り、旅の出発時。。。
なんせ初旅行なもんで、飼い主達がソワソワと支度するのを、
「な・何してるんや?その荷物は何なんや??
今度こそボクは捨てられるんかぁぁぁ???うぉぉぉうぅ!!」
と、「捨てんといてぇ〜なぁ〜
そりゃボクは食べ物に卑しいし、こんな顔やけど、
捨てんといてぇ。。。」
そんな目をしてました。
特に、寝床であるハウスを持って行こうと持ち上げると、
「ワシの寝床に何しよるんじゃあ!触らんといてっ!!」
と、睨む様な、すがる様な目付きを差し向けてきます。
わけもわからぬうちに出発してしまおう!
しかしハマッた、プチ渋滞。。。
都内を抜ける迄に、予測よりもはるかに長い所要時間。
都会の道を走るのは初めてな裕次郎。
日本橋や丸の内付近〜皇居横も通過。
「ここが日本一の大都会やで〜都会デビューやねぇ」
と、話し掛ける私を、
「車に乗ってたら、何も面白ないわ」
と、完全無視。。。そりゃそうやね。
窓から、顔出しならぬ『上半身出し』してると、
(↑これホンマに、両腕も投げ出してます。
危険やから、ノロノロ運転の時しか、させへんよ〜)
隣の車の方や、歩行者の方の反応は。。。
「あのワンコ可愛い〜、クスッ♪」
という、微笑ましい笑顔ではなく、
「ぶふふふっっっ!!!」
と、吹き出す系の笑い。。。
大都会でも、やはり顔ONLYで笑いを取ったか。
スカウトの声が掛かる。。。わけなかった。
この後、一路、高原へ向かいますが、
改めて、また大都会へも連れて来て、歩かせてみよっと。
「それよりランに行くか、都会グルメツアーにしてなっ!」
。。。なら、やっぱり、いつもの田舎ランにしよっかぁ。。。