無駄な抵抗を諦めたモニカ。
ようやく、友人には心を開く様になり〜〜〜
モニカは人間で言えば、『一人っ子』の環境で育った。
玩具は全て自分のもの。
お気に入りの場所も独占できるし、飼い主である私に遠慮なく甘える事もできる。
そんなモニカは、当然『一番目』になりたがる。
そこで、奴が次にとった策とは…?
『リンちゃん&コンちゃんを押し退けて、自分が一番になる!!!p(`∀')q』
と言う、何とも分かり易い策であった…。
友人の話によると…
まぁ、コンちゃんとは殆んど接触しないし、気も小さいから
『アイツは目じゃないざんす!』
…と思ったのか?
最初から小馬鹿にしていたらしく〜〜〜(^∀^;
問題は、友人から絶対なる寵愛を受ける、リンちゃんの存在である。
まずは友人が戻ると、動作の遅いリンちゃんよりも先に出迎え、自分をアピールする。
友人が座ると、すかさず膝の上に乗ろうとする。
リンちゃんが近づくと、唸る〜〜〜etc
が、しか〜し
モニカの真意を百も承知の友人が、受け入れるはずもなく…
どんなにモニカがアピールしても、後ろにいるリンちゃんを先に抱き上げ、膝の上にはリンちゃん。モニカは、足に顎をかける事しか許されない…。
『いい?モニカ。ここではアンタは二番目なの。リンちゃんが一番なんだからね。』
モニカに自分の立場を理解させる為に、リンちゃんと一緒の時は、めりはりのある態度で接した。
でも、せっかく心を開きつつあるモニカがまた引きこもらない様にと、モニカと二人だけの時間を作って、その時には十分に甘えさせてやってくれた。
こうして、10歳にしてモニカは犬社会の序列と言うものを、身をもって学んでいくのであった〜〜〜