雨父です。
皆様に感謝申し上げたく、私からも一言書かせていただきます。
8年前、ちょっと飼ってみようか、と軽い気持ちで迎えた雨蔵でしたが、あっという間に私達夫婦の大切な存在となり、その後の私達の大変辛い時期を、健気で純粋な優しさで支え続けてきてくれました。
この春に病気の事を知らされた時は、私たちの希望よりもずっと早く深刻な事になっていて、半信半疑…いや受け入れがたい気持ちでいっぱいでした。
ですが、日々追う毎に目に見えて変わって行く雨蔵の様子を見ながら、この子は私達に受け入れる時間を与えてくれているんだと気づかされました。今は雨蔵にはただただ感謝しています。
この子は家の外に出るのが大嫌いで、いつも私達2人+1匹で過ごす事を好みました。寝る時も、寛いでいる時も私達の間に割って入ってきて寝転び、その時間を心底楽しんでいるように見えました。
なのに今、一人で送り出してやらなければならない…本当に心配で不憫ですが、雨蔵には寄り道せずに虹の橋のたもとまで行って待っていてもらわなければなりません。いつかそこへ迎えに行き、必ずまた会いたいです。
今まで私達が落ち込んだ時には必ずそばにいてくれた存在はもうありません。それはとても悲しく、受け入れ難いことです。雨蔵のいない家は空気が全く違い、まるで砂漠のようです。もうすぐ3週間経ち、悲しみは徐々に薄らいでいますが、雨蔵が手を伸ばすとすぐそばで触れた感覚も薄らぎつつあり、それもまた寂しいです。
ペットストリートの皆様にはこれまでのお付き合い、誠に感謝申し上げます。どうか、たまにで結構ですので、雨蔵の事を思い出してやってください。
私個人はすぐにでも保健所に行って、次のかわいそうな子を保護してあげたいのですが、どうしても注意すべきことがあり、とても残念ですが、しばらくお預けになりそうです。
いつかまた雨蔵の後輩猫を迎えますので、その時はまたよろしくお願いします。
皆様と雨蔵に感謝。
雨父