にゃーちゃんの前の、1年ちょっといたニャンコは、私が新しいぬいぐるみを買ってきたり、近所の野良猫の小猫を可愛がったりすると、機嫌が悪くなったりした。
実は私はそれがやきもちだと気づかなくて、よけい怒らせたりして・・・。
ところがにゃーちゃんはそれがない。
ヤキモチやいて欲しくて(おバカな私(^_^;))わざとらしく新しいぬいぐるみを買ってきては、おおげさに「可愛いなあ〜」なんてにゃーちゃんの前でやってみたけど、冷たい視線で見つめるにゃーちゃん・・・。
そりゃあ、ぬいぐるみより、可愛い野良猫さんよりにゃーちゃんのほうが何倍も可愛いに決まってるけど、それをにゃーちゃんに知られてるのがなんか悔しかった(^^ゞ
にゃーちゃんが2〜3才の頃ですが、私は当時あるミュージシャンにハマっていて、追っかけのような事までしていました。もちろんライブは行けるだけ行く。
何度目かのライブツアーの時、ツアーグッズ一式買って帰って、たまたまその時は置きっぱなしにして着替えなんかをしていました。
そしたら寝ていたにゃーちゃんが、モソモソ寄ってきて匂いを嗅ぎ始めました。
ま、それは猫として当然の行動なので気にしなかった。
が、その後突然グッズの入っていたバッグ(これもツアーグッズだが・・・)をガブッとやるとそのまますごい勢いで振り回し始めた。
かなり真剣に戦っているので、これは手出ししたらいかんなあ・・・・と思いつつ見ていました。壊れるものはないし、まだグッズは袋に入ってるから汚れる事もないし・・・と思いつつ・・・。
中身をぶちまけ、ひとしきりかき回すと、鼻で派手なため息ついて部屋から出て行きました。散乱したグッズを眺めつつ、これは一応ヤキモチだよな・・・・とちょっと嬉しくなった私(^・^)
その時のバッグは布製で、にゃーちゃんの歯型が今もばっちり残ってるけど今でも時々使ってます。