信じられない事 | 福のMY ROOM - ペットストリート

７日のてんてん君です。

孫のお土産の、カニカマをもらって　お手手を出しているところです。





カニカマをもらって　美味しそうに食べているところ。

孫も大喜びです。





昨日の、てんてん君です。

新品のかまくらハウスに入って休んでいるところです。



急なお知らせです。

11日　17時４５分にてんてん君は天に召されました。

何が起こったのか、嘘のようで、まったく心の整理がついていません。


今朝、ちょっと元気がないように見えたので

「何かてんてん君、元気なくない？」と息子に言うと

「そうかなぁ〜」って息子は答えたほどでした。



14時ころ、私が仕事に出かけようとしたところ、どうも息が荒い・・・

近づくとよだれを垂らしていました。

いささか変だ！と思ったので、

前の獣医さんを見ると、シャッターは閉まっていませんでした。

すぐに、チャイムを鳴らすと看護師さんが出てきましたが、今日は当然ながら

休診日です。

先生にすぐに連絡を取ってくださいましたが、携帯は繋がりませんでした。

でも、4時ころには戻られるということなので、

「私はこれから仕事に行かなきゃならなくて、てんてんの様子を診ていることが

出来ないので、お預けしていいでしょうか」とお願いして預けてきました。

まさか、数時間もしないうちに、こんなことになるとは思いもしなかったから。


１５：４５　先生から連絡が入って、病状説明をしたいのですぐに来てくださいということで

行きました。

「状態は厳しいです。レントゲンによると肺が真っ白です。

これは水か血液か、膿がたまっている症状です」と言われました。


仕事には戻らずに、自宅で心を落ち着けているところに

また先生から連絡。すぐに行くと、肺からとった液体は　膿でした・・・


ますます、状態は危険だということです。

頭は真っ白です、何が起こっているのかの分析もできません。

なにを言ったかは覚えていませんけど

「ダメなら家で死なせてあげた方が良いでしょうか」と聞いたような。

先生は家に帰れば１００％ダメですが、今はここで精いっぱいやってみましょう。

日曜日であるのに、先生は早速治療にかかりました。

結果は同じでも、せめて、今の苦しさを取り除いてやってください。

と祈るような気持ちで、再度病院を後にしました。


まだ、若い、きっと持ち直してくれると信じて、仕事に戻りました。

１７：３０　病院から電話が来ました。

呼吸が弱くなっていますのですぐ来てください。

冷たい雨の中、飛んで行きました。


・・・でも間に合いませんでした。

でも、でも、とってもいいお顔をしていました。苦しんだお顔ではなかったです。

治療室に入って、すぐ、まだ生きていると思いました。

綺麗な真ん丸なお目目を開けて、可愛い可愛いお顔をしていたからです。


先生の声を　上の空で聞いているうちに、もう死んでしまっているんだ、ということを

自覚しました。


病院では　あまりの急転直下で　驚きのあまり　はばからずに泣きました。

でも、いま、まだ信じられなくてブログを書きながらも涙は出ません。



あまり急で、心の整理がつきません。

新しいかまくらハウスのてんてんは今でも眠っているようです。

綺麗な毛並みの　可愛いお顔をしています。



在りし日のてんてん君です。









肺膿というのだそうです。

普通は　ケンカなどで移ったりするそうですが、てんてんはケージ暮らし

その可能性はありません。

であるなら、先天性にそういう可能性を持っていたのかもしれません。


でも、先生はおっしゃいました。

すごく強い子ですねって。「我慢強いってことですか？」と聞くと、頷かれました。

もともと、犬猫はぎりぎりまで我慢してしまうそうですが、

それにしても、ここまで悪くなるまで我慢するなんて、とおっしゃってました。

でも、今朝まで本当に何でもなかったのです。

先月の熱の頃から　食欲は今までほどではなかったですが、食べないわけではなかったし、

何でこんなに我慢してたの、てんてん君。

気付いてあげられなくてごめんなさい、ごめんなさい。ダメな母です。


この肺膿は、３〜５日で急激に悪化する場合や、ゆっくり進行する場合

と、いろいろな症状があるらしいのです。

肺膿は膿だから、すご匂いがします。

抱いて病院へ駆け込んだ時、確かにひどい匂いがしました。

家族にも「昨日、家に来た時臭かった？」と聞いても、

鼻にはかなり敏感で、匂いにうるさい弟も気がつかなかったと言っていました。


昨日は　娘と孫、夜には弟も家に来たのですが、全然気がつかなかったと言います。

娘は慰めるように「ママだから、気づけたのよ」と言ってくれましたけど

もう、あとのまつりです・・・




あぁ　受け入れられません。こんなことは初めてです。

もう少し、覚悟させてほしかった。どうしたら自分の気持ちがおさまるのでしょう。



11月はそれでなくとも、繁忙でどうやってこの忙しさを乗り越えようかと思っていた矢先です。

胸に塊がつっかえているようで、明日からどうしたらいいのでしょう。


私は　猫の母として失格者ですね。