本当に、今回の旅行では「寝れないこと」がネックになった。
ホテルで夜中ずっと扉をカリカリして鳴いてて、こちらもほとほと困り果てていたのだが、夜中すぎに私のベッドへ飛び乗った途端、パッタリと横になって目を閉じた。
実は、「ベッドに犬を乗せないで下さい」と但し書きにあったのだが、他のお客さんへのこれ以上の迷惑を考えると、この際やむを得ない、とそのまま寝かせることに。
私はその横へ細〜くなって横たわったのだけど、お陰でなんとか数時間は眠れた。
今思うに、いくら綺麗に掃除していても、部屋中に他の犬の匂いがするんだろう。(犬の鼻には)
「ベッドに乗せないで」ということは、唯一、犬の匂いのしないのがベッドだったんじゃないだろうか。それで落ち着いて眠れたんじゃないだろうか。
意外と神経質なんだな、こいつは。
そして二日目。おかげ横丁で買い物後、いよいよ眠さもピークな様子。
どうもこいつは、「車に乗れればお家に帰れる!」と思ったのだろうか、飼い主が隣にいるにも拘らず、他の人の車に「乗せてください!乗せてッ!」とばかりに飛びつこうとして慌てて諌めること数度。
よく、「犬が出先から走って家へ帰ってきた!」「なんてお利巧な犬!」と報じられているが、うちのはそんなことになったら多分、ヒッチハイクで帰ってくると思うよ。(笑)