抹茶はコタツのジーっという音が、あまり好きではないのである。
きなこはそんな事お構い無しに、ニャ王の足にピッタリくっ付いて眠ったりするのである。
時折寝姿を確認するニャ王なのだが、
ポワワワ〜ン!
ニ:「きなちゃん、プ〜したの?」
コタツの中が、ほどよく!?臭うのである。
夢中で遊ぶきなこ。
ポワワワ〜ン!
よ:「きなちゃん、プーしたね〜。」
ニ:「すごいやろ〜。いっちょまえ(一人前)の臭いやろ。っていうか慣れるまで、う○こもらしてるんやなかろうかって思ってたもん。ププププ♪ププププ♪『キナコプター』ってね〜。」
よ:「きなちゃん。世の中、エコエコって言われてて、バスでも信号待ちでは、アイドリングストップ!ってよ。かけっぱ(なし)はダメってよ〜。」
ジーーー!
き:(ワタシ、ニホンゴワカラナイネ。)
よ:「そんな時だけ、アメリカにゃんかい!?」
ま:(すごいやろぉ。ボク、そのお尻キレイにしてるのよぉ。)
振り返るとそこには、ムスーっとした抹茶が居るのである。
プチ潔癖症の抹茶。
今日も、
き:(も〜〜まっちゃんくん、クドい!!)
きなこにキックされパンチされながらも、お世話をやくのである。