前回は私の不思議な出来事について、たくさんのコメントを頂きありがとうございましたm(__)m
菜々は幸せだったってたくさんの人に言ってもらえて嬉しかったです。
でも私は思う時があります。
菜々は本当に幸せだったのかって…。
菜々は3月に14歳でお星様になりました。
14歳と言う年齢を聞くと、老衰だったのかなって思われる方もいると思います。
確かにそれもあるのかとは思います。
でも1年前の3月には菜々はすごく元気だったんです。
では何故…。
実は菜々は去年の6月の末に「子宮蓄膿症」という病気にかかってしまったのです。
子宮蓄膿症は、だいたい7歳を過ぎたくらいの出産未経験、未避妊のメスのワンコさんが必ずかかると言っていい病気です。
出産をしたり、手術を受けていればかからない病気なんです。
菜々は未出産、未避妊でした。
菜々が子宮蓄膿症を発症したのは13歳。
先生には、
「手術をすれば完治する病気だけど、菜々ちゃんは高齢だから麻酔に耐えられなくてそのまま目が覚めない可能性があるよ」
「だから私としては手術は勧められないけど、どうしてもと言うなら手術は出来ますよ」
と言われました。
私は菜々には手術を受けて完治して欲しいけど、もし万が一麻酔から覚めないでそのままお別れになってしまったら…。
それだけはどうしても耐えられなかったので、投薬治療をして少しでも長く一緒にいられる方を選択したんです。
二週間に一度の通院、投薬、点滴…。
菜々はどんどん元気になったけど、去年の山形の夏は暑く、そして冬は大雪で寒い。
なんとか夏と冬は越せたけど、私の誕生日の一週間前にお星様になってしまいました。
菜々は本当に頑張ってくれました。
もしかしたら、私の誕生日まで頑張ろうとしてくれたのかなっていうくらい。
病院の先生に
「菜々ちゃんはお姉ちゃんがいてくれてよかったね。 もしお姉ちゃんがいなかったら、菜々ちゃんはこんなに生きられなかったよ。」
って言われたけど、私はそうは思えないんです。
だって早いうちに避妊手術を受けていれば、病気にはならなかったし。
もっと早くに病気に気づいていれば、完治してたのに。
菜々が星になってから、そうやって自分を責めてばかりなんです。
しかも急にボロボロ泣いてみたり。
これっていわゆる「ペットロス」の症状なんですよねぇ・・・。
やばいやばい(>_<)
今日のタイトル『大事な事』
それは
これからワンコさんを飼いたいと思って見ている人。
すでにメスのワンコさんを飼っている人。
そしてそのワンコさんの出産予定がなく、手術がまだの人。
に、病気の恐ろしさと手術の重要性が少しでも伝えられたらなと思ってつけたタイトルです。
これを読んだあとに
「菜々ママは飼い主として失格だったんだな」
って思う方もいるかもしれません。
でもそれを覚悟でお話してみました。
そして
「うちのワンコは男の子だから大丈夫☆」
って安心している方。
オスのワンコさんも注意してください。
オスのワンコさんの場合、高齢になると「前立腺肥大」という病気にかかる確率が高いそうです。
そうならないためには、やはり去勢手術が必要になります。
お嫁さんを迎える予定のない方は、手術をしてあげた方がワンコさんのためにもいいかもしれませんね…。
かなり長くなりましたが、最後まで読んでくださってありがとうございましたm(__)m
これからも菜々の思い出を綴りたいのですが、最近複雑な心境のためどうなるか…σ(^_^;
でも思い出はたくさんあるので頑張りたいです(^-^)