年が明けるとともに公園から消えた小春。長年の相棒だった小萩はどう思ったのでしょう。
これまでにも、昨日まで一緒にいた子が突然いなくなる、と言うことは何度も経験してきたはず、でもダリオと宮ちゃんがいなくなってから二人だけで過ごしてきて、二人は助け合い、姉妹のような関係でした。
耳が聞こえず足元も危ない小春が無事過ごしてこられたのも小萩の力が大きかったと思います。
まさか鬼ババに連れ去られてあったかマットで寝ているなんて、想像もできないことでしょう。
最初小萩はやや不安な様子でした。でも、小春がいなくても鬼ババはちゃんと来ることがわかってからは安心したようです。
小萩は今年9歳くらい、元気で自由でいきいきしています。毎日楽しそう。残念ながら小萩を家に保護しようと言う人はいません。とても難しいでしょう。
私達は最後の一匹までちゃんとお世話をする、と決めていますから、小萩だけでもこれまで通り公園に行きます。
小萩ちゃん、今まで小春を助けてくれてありがとう。小春ちゃんは鬼ババの家にいるからね。もう小春ちゃんに会うことはないと思うけど、これからも鬼ババは今まで通り来るから安心してね。