甘く見過ぎた女たち | 小梅（東）のMY ROOM - ペットストリート

あまりに暑かった夏が終わり、朝夕はかなり気温が下がる今日この頃

昼間と夜間の温度差がかなりあって

公園でも体調の思わしくない猫が出始めています



誰も猫を家に保護することが出来ないので、

なんとか外に置いたまま出来るだけの事はしてやりたいと

毎日公園仲間は猫達を観察し、

色々話し合います。




先週以来目やにがかなりひどかったトミーには

病院で相談して抗生剤を投与中





ぶーちゃんには抗生剤入りの目薬を毎日点眼






その他、危ないな、と思う子には抵抗力アップのため、

必須アミノ酸のサプリメント・リジンを

ご飯に混ぜています




なるべくストレスを与えずにより良い健康管理をするため

何事も皆で話し合って決めます。







今年14歳になるぶーちゃん、寒さに向かって体力をつけてほしい。

去年初めてワクチンを接種したところ、

副反応が出てやや体調が悪くなったものの、

冬を無事に越してくれたので、今年もやろうということになりました。




ワクチンは冬に入る前に打つのが一番良いとされています。

まだそんなに寒くないし、天気も良いので今日通院の予定に




ランチの後連れて行こう、と10時に猫崎さんと待ち合わせ



ご飯をいっぱい食べて満足なぶーちゃん

食べた直後はちょっと、と思い少し時間を置くことに。








ぶーちゃんは何度も通院しているから大丈夫

キャリーは使わず、洗濯ネットと大きめの布、

万が一の「漏水」に備えてペットシーツなどを用意しておきました。




ところが・・・

なんとな〜く気配を察したぶーちゃん



「なんだか今日はあやしいですにゃっ

あの二人、ずっとあたしを見てるし

要注意ですにゃ

その手には乗らないですにゃ

病院は嫌ですにゃ」










そして、逃げる、逃げる・・・

おっと〜まずい

あわてず騒がず静かに追いかける私達。











ぶーちゃんひらりと柵の向こうへ


あわてる猫崎さんと私

猫なで声で焼カツオを出してみるも、警戒して見向きもせず





「そんなモノでだまそうなんて、10年早いにゃ」





そう言ったかと思うと、人間は入って行かれない

つつじの茂みの迷路の中に入ってしまいました



今日のところはやむを得ず断念




「この焼カツオどうするの〜」と猫崎さん

「今夜のビールのおつまみにしては」と私









ぶーちゃんは大丈夫、簡単に連れて行かれる、と

甘く見ていた私たちは惨敗




ぶーちゃんはきっと、茂みの中でこんな顔をしていたに違いありません




もしも、万が一、悪い人が来たら、そうやってすぐに逃げるんだよ、ぶーちゃん




リベンジは明日ですにゃ