舌を出してぼんやりした奏のお顔を見たり、去年の夏にお台場で買った服を当たり前のお顔で散歩する奏を見ていると、思い出すワンコの話しをしますね!
我が家でニャンコを自由に遊びに行かせていた奏もまだ居なかった時
私の部屋に庭が面してるお隣りがワンコを飼いました。
でもそこのお宅のお母さんは生き物が全て嫌い
だから我が家のニャンコが庭を横切るのが嫌で猫の嫌いな物=犬と言う理由と旦那さんは犬好きらしく飼い始めました!
動物好きの私は猫の餌を買う度に犬のおやつを買っては、了解を得て良くおやつをあげました。
最初はそこのお宅の中学生の子供達も遊んであげてましたが、一年も経たないうちに飽きて餌を旦那さんがあげるだけのほったらかし…鎖を長くして散歩も余りしない飼い方でした。
ある日私はそのワンコの餌入れの古い鍋から雀が何かを運ぶ姿を見かけ、御家族で出掛けたのを見計らいワンコのもとに、そこには寒さですっかり凍り付いた味噌汁かけご飯が(泣)
そして、そのワンコはフィラリアの薬さえ与えられて居なかったらしくすっかり喘息のような苦しそうな咳をするようになりました。
嫌な咳をしていても『うるさい』『汚い』と言う声しかかけないお隣り(-"-;)
毎晩私の部屋に向かって苦しさを訴えるワンコ
私には毎日おやつを与え少しでも体力を付けてあげるしか出来ませんでしたが、10年足らずの命を終え亡くなったのは奏が来て半年目
凍り付いた味噌汁かけご飯は一生忘れられない、あの苦しそうな咳はいつまでも耳に残って理由はどうであれ何故愛情が湧かなかったか理解は出来ませんが、冥福を祈るしか無いワンコでした!
暗い話しを読んで頂きありがとうございました