・ ・ ・先ほど我輩のお友ニャン殿方のところへ お邪魔させていただこうとした矢先に
まりりん殿の訃報を知りましたですにゃ。
ボンビー城は、 悲しみで一杯ににゃってしまったにゃで みにゃさまのところへの
ご訪問 ・ ・ ・ 遅くにゃってしまいますにゃが どうかお許しくだされですにゃ。
まりりんママ殿のお気持ちを思いますと、 やりきれにゃい思いがいたしますにゃ。
にゃんのお力にも にゃれにゃいかもしれませぬが、 母上がバイブルとしている
本の中で ご紹介したい一節がございますにゃで、それを載せさてくだされですにゃ。
愛という一番大切な要素が欠けた心は痛みで満ちています。
わたしたち天使は、あなたがたの傷ついた心を癒すことを得意としています。
悲嘆の声を上げる魂は暗闇に包まれていますが、どうか安心してください。
わたしたちが癒しの光を当てましょう。 心は永遠の命を宿しています。
わたしたちは、萎えかかってしまった心にエネルギーを注入し、あるべき姿に
戻します。 感情にはさまざまなものがあり、 悲嘆な感覚もそのうちの
ひとつであるべきことは歴然としています。 肉体を持って生きているものには、
すべて終わりの日が来ます。 生きるというひとつのサイクルが終わりを告げる
とき、 それを嘆き悲しむのはごく当たり前のことです。 そんなときは、 悲しみや
不安があなたの心をがっちりととらえて離そうとしません。
わたしたちの耳には、魂となってしまった後も、愛するものたちのもとへ
帰りたがっている哀しげな声が聞こえることがあります。 しかし、いつまでも肉体と
いうものに執着を持ってはいけません。 なぜならそれは、神があなたを地上に
遣わした意図に反することだからです。
肉体を離れたあなたの本当の家は天国です。 肉体的な死とは、魂が本来ある
べきところに戻ることを指していうのです。 天国に帰る時期は、みなそれぞれです。
歩く速度がそれぞれ異なるように、肉体から離れて天国に帰る時期もみな違うので
す。
肉体が滅んでしまった後でも、愛するものたちと再開する方法はいくらでもありま
す。 あなたが与えた愛は永遠に続くものであり、今この瞬間にも大きくなり続けて
います。 また、愛するもの同士の間に芽生えた絆は、それ自体が独立した存在
として生き続けるのです。
無駄になる愛など存在しません。 愛はすべてに分け与えられます。 あなたにも
あなたの愛するものにも、そして自然にも。 あなたが与えた愛は、加速度的に
増大していくのです。 愛の核心には、優しいものがあります。 それは、人間だけ
ではなく、すべてのものをいとおしいと感じる気持ちなのです。
あなたが抱く愛情が無駄になることなどありません。 表面的には心が痛むことも
ありますが、それは愛が持つ一面でしかなく、あたなが一度抱いた気持ちが消滅
することなどないのです。 愛は天国の一部であり、誰かを愛することによって、
永遠の王国が拡大していくのです。
心の痛みを試練と受け取ってはいけません。 それは、あなたが抱いた愛情が
次の段階に成長するためのステップなのです。 心の痛みは、愛することの代償
ではありません。 愛の意味を深く考えるために与えられるものを思ってください。
心の痛みから逃れようとしてはいけません。 それと対峙し、祝福してください。
あなたが抱いた愛は成長過程にあるのです。 生けるものも死せるものも、魂を
重ね合わせることはできます。 感情を押し殺せと言っているのではありません。
あなたが背負う重荷は一日も早くわたしたちに渡してください。 わたしたちの助けを
借りて真実を見いだしたなら、 愛が決して死なないことが体験できるでしょう。
ドリーン・バーチュー 著
「 エンジェル ・ セラピー 天使の癒し 」 より
数箇所、母上の意思で変えさせていただいたところがありますにゃが、
少しでもお慰めできたらという思いでご紹介させていただきましたですのにゃ。
・ ・ ・ 謹んで、 心より我等がプリンセス☆
まりりん殿の ご冥福を お祈り申し上げますですにゃ。
ボンビー城代表
ニャーニョ王子