お久しぶりな記事になってしまいました・・・
実は前回ブログ更新をした翌週、突然小太郎が体調を崩し、先月はバタバタしておりました。
一時は命も危ないような状態だったのですが、今はまだ検診と薬の投与は続いているものの、食欲旺盛で元気になってきました♪
小太郎の調子がおかしいなと気付いたのは病院に連れて行く前日の夜。
いつもより元気がなくて食欲もなく、寝てばかりの小太郎。
どうしたのかな〜?どこか悪いのかな〜?と心配になったので、翌日も元気がないようだったら病院に連れて行こうとその日は就寝。
そして翌日血便を出してしまった小太郎。
真っ黒で殆ど形のないうんちです。
これは異常だと感じ、小太郎もその後ぐったりしてしまっていたので、すぐに病院へ
一応検便も検査に使ってもらおうと持って行って診察してもらったのですが、便に特に異常は見られず、最初の診察では子猫ちゃんによくあるお腹の病気ではないかということで、点滴をしてお薬をもらい、次の日にも血便していたり食欲が戻らなかったら連れてきて欲しいと家に帰されました。
翌日、相変わらずぐったりしていて食欲が戻らない小太郎。
もう一度病院へ
もっとちゃんとした検査をしないと原因が分からないとのことで、パルボウイルス検査、エイズ白血病検査、血液検査をしてもらったところ、パルボとエイズ白血病は陰性だったのですが、極度の貧血状態に陥っているとの診断。
原因が分からないが、自分で血液を作ることができなくなっていて、それにプラスして怪我をしたときに血液を止める血小板が0で悪い菌をやっつける白血球もほぼないという数値。
大変危険な状態であることが判明。
輸血をした方がいいとのことだったのですが、猫ちゃんの輸血用血液をストックしている病院はほぼないらしく、私が通っている動物病院でもストックはなし。
知り合いの猫ちゃんに翌日一緒にきてもらって輸血をお願いして欲しいとのこと。
近所に猫友達がいなくてどうしようかと悩んだのですが、Twitterの力を利用して協力してくれる猫ちゃんを募集。
すぐに多数の方にご連絡いただき、後は明日の朝輸血してもらえればとすこし一息つけたと思っていたのですが、夜、小太郎が病院から家についたときに歩こうとして、そのまま倒れてぐったりしてしまい、これは翌日の朝を待ってなんていられないんじゃないかと判断。
本当は通っている動物病院へ夜入院させたかったのですが、夜は無人になってしまい、カメラの映像でしか確認ができないとのことだったため、家に連れ帰ったのですが、その際に夜間診療を行っている病院を教えてもらったため直ぐに電話。
症状を説明し、直ぐに夜間病院へ。
夜間病院ではレントゲン検査なども行っていただいたのですが、こちらでも原因が判明せず。
大変衰弱している状態だったため、先生に「今夜峠を越えられるかどうか・・・」とまで言われる。
正直頭が真っ白になりました。なんで突然こんなことになってしまったのだろうかと。
点滴で薬の投与をし、これ以上症状が悪化しないように留めておいていただいている間に色々と説明を受け、輸血用の保存血液があるから、血液型が合って、拒否反応がなければ輸血することも可能だというお話だったため、輸血をお願いし、呼吸が楽になる酸素室に入れられ、薬の投与と輸血を行う小太郎を、私と一緒に同行してくれた母と朝方まで見守っていました。
待っているときはどうか助かりますようにと祈るような気持ちで落ち着かなかったのですが、輸血も半分ぐらい進むと、小太郎の様子に変化が
今まで呼吸も苦しそうにしていたのですが、安定してきて、起き上がってこっちに向かって鳴き声を上げてくれたんです。
二日間元気のない姿を見ていたので、本当にその姿を見たときは嬉しかったです。
点滴や輸血の針を刺しているので、それを抜かないようにとエリザベスカラーを付けていたのですが、それを外そうとするし、酸素室から出して欲しくて扉を引っかきだすしで、いつもの調子が戻ってきていました。
それだけ、それ以前の状態は血が足りなくて苦しかったんだなと思うと、もっと早く気付いてあげられなくて申し訳なく感じました。
その後輸血が終わった後、点滴も引き続き行っていただき、朝に通っている病院が受け入れ可能になった時点で移動。
そちらでもう一度血液検査と、原因を探るために骨髄検査を行うことに。
時間がかかるとのことで、私たちは一時帰宅になったのですが、やはり落ち着かず、少しだけ仮眠を取ってから夕方病院へ。
骨髄検査は骨に注射をするためとても痛い検査なので、麻酔を打つのですが、その際に太腿部分の毛を刈るので痛々しかったですね・・・
まだ血小板も回復していない状態だったので、中で内出血しているようで、青痣になっていました。
輸血をして小太郎は大分身体が楽になって元気が出てきていたのですが、依然として貧血状態は改善されていなかったので、また次の日に輸血をした方がいいとのことで、その日は最後に点滴をしてもらい帰宅。
この時点で出窓に自分で飛び乗るぐらいには回復していました。
麻酔を打ったため次の日の朝まではご飯をあげないでくださいと言われていたのですが、小太郎はお腹が空いたらしく、ご飯おねだり。
気持ち的にはすごく食べさせてあげたかったけど、それで吐いたりしてしまうとまた体力消耗して悪化させてしまう恐れがあったので「ごめんね。明日の朝まで我慢だよ」と小太郎にも言い聞かせて、その日は一緒に寝ました。
翌日の朝、小太郎はよっぽどお腹が空いていたのか、朝から元気にご飯を食べていました。
ご飯が終わってから、血を提供してくれる方のところへお迎えにいき、そのまま病院へ
小太郎は日本の猫ちゃんに多いA型の血液型だったため、まず血液型が合わないということは多分ないだろうということでしたが、血をもらう予定の猫ちゃんの血液型も検査して、拒否反応がないか診てもらいました。
二匹の猫ちゃんを連れてきていただいたのですが、幸いにも一匹目の猫ちゃんで血液型も合い、拒否反応もはなったとのことで、すぐに採血させていただき、小太郎へ輸血。
また時間がかかるとのことだったため、採血させてくれた猫ちゃんご家族を送って一時帰宅。
夕方に小太郎を病院へお迎えに
輸血後の副作用も特になく安定していたので、そのままその日は家に帰宅させてもらえました。
その際に頂いた薬をその日の夜と翌日の朝に飲ませ、また検査のため翌日病院へ
輸血後の経過は大変良く、0だった血小板も回復。白血球も基準値まで回復してくれていました。
一先ず危険な状態は脱出したとのことで、やっとここで一息。
輸血と薬が大変効いているようだったので、取りあえず3日薬を飲ませてからまた検査したいとのことだったので、三日間は小太郎も久々にお家でゆっくり過ごせました。
食欲旺盛ですごく元気になっていて、家の中にもやって笑顔が戻ってきました。
ここまでで6日間・・・先生にも一週間が勝負だと言われていたので、回復してくれて本当に良かったです。
小太郎も大変やる気があるらしく、治療すごく頑張ってくれたみたい。
「偉いね、頑張ったね」といっぱい褒めてあげました( *´艸`)
その後の血液検査で血中濃度以外の数値は基準値まで回復し、先生も回復が早くて驚いていました。
輸血までいってしまう症状の猫ちゃんが助かる確率は五分五分らしく、本当に危険な状態だったんだなと改めて痛感しました。
骨髄検査は外部機関で検査してもらったのですが、結局原因は分からず・・・
中毒性物質を食べた疑いもあるのかなと思ったのですが、特に思い当たることがなく・・・
ちょっと期間を空けて詳しい血液検査をした方がいいかもということでした。
現在は薬を朝晩飲ませていて、小太郎の状態も大変良いです。
毎日ベランダに出してー!のおねだりが激しいのが困っていますが(;´▽`A``
流石に原因分かってないから出してあげられない・・・
明後日また簡単な血液検査をして経過を診てもらうことになっています。
基準値が維持できてるといいな。
まだまだ原因が判明するまでは安心はできないし、しばらく通院も続きそうですが、完治させてあげたいので小太郎と一緒に頑張って行こうと思います。
それまではブログもあまり書けなさそうですが・・・
長々と失礼しました。