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福
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クロ♂・ジュニ♀・ちっち♀の三つ子と、その血を引くきゅーちゃん♀。 若手で他猫の福♀とムー♀の女の子優勢、ハーレム6にゃん家族です。
サクラちゃんと 菜々ちゃん。 どうみても 今のクロちんじゃないですか。 ぴーちゃん(下)と サクラちゃん(上) ぴーちゃん(左)と ハチ君 今までの子、どの子も長〜くて真っ直ぐな尻尾の持ち主。今でもです・・・ たった一人、ぴーちゃんだけが短しっぽ・・・それがまた可愛かった。 ハチ君と サクラちゃん。 今回、ぴーちゃんがたくさん登場しました。サビ猫 ピカソの ぴーちゃんです。 この後、このぴーちゃんだけは お外に出ていきます。 これから 今まで以上に賑やか家族になっていくので、神経質なぴーちゃんは 耐えられなかったようです。 インテリだったのでしょう、ひとり静かに暮したかったようです。 ただ、今のジュニのように半端な根性じゃありません。 1度出ていってから、一歩たりとも家の中へは入ってきませんでした。 その頑固なまでに、自分の意思をしっかり貫いているところが実にかっこよかったです。 雪の日だって入って来ません。家の横に雨よけ風よけの隙間があって いつもそこにいました。いつも家の側にいました。 それで、寒くて可哀そうに思い 玄関先に一番小さな犬小屋を買ってあげました 発泡スチロールで囲い、ホッカ〇ロを入れました。 とても気に入ってくれて、玄関前に犬小屋があるので防犯にも役立ちました(笑) 配達人がドア近くまで入ってくると 犬小屋から「にゃぁ〜」と顔を出すので、 それだけでみんな笑顔になれました。 ぴーちゃんは 猫界では美人らしく、とにかくモテました。 犬小屋には若いイケにゃんが、同居したり、私はその頃、ご飯を二人前 デリバリーしていました。 今のジュニちゃんは、ぴーちゃんが平成19年11月27日 16歳の生涯を閉じて しばらくしてから まるでぴーちゃんの跡を継ぐようにお外好きになったのです。 ぴーちゃんは町の人に本当に愛されていました。 今でこそ、ペット可の貸室も増えましたが、まだ、猫が飼えない方も多かったので ある時は 学校帰りの中学生が地べたにペタンと座っているので、どうしたのかと覗くと 膝の上にぴーちゃんが。 「どいてくれないんですぅ」と言いながらも、下ろす気は全然ないみたい・・・好きなのねぇ〜 ある夜 玄関先に不審な男が居るので一瞬ドッキリ 緊張 サラリーマン風の若者は 門の上にいるぴーちゃんを撫でていたのです。 「可愛がっていただきありがとうございます」と言いながら門を入ろうとすると 「何時も癒されているんですよ、良い子ですねぇ〜」と言ってくれました。 若いから会社で嫌なこともたくさんあったのでしょうね。 ぴーちゃんは、一度も家に入ってきませんでしたが、身体が衰えてくるとドアの中を ジッと見つめたことがありました。「はいる?」と言うと、躊躇いながら自ら入ってきました。 病院へ連れて行って、治療してもらい、また元気を取り戻すと外に出ていきました。 それを、2度ほど繰り返しました。 外には「ぴーちゃんは今家の中にいます。また元気になったら外に出ていくと思いますので その時は また可愛がってください」と張り紙をし、通る方に心配をかけないようにしました。 3度目に自ら入って来て、とうとう天命が尽きました。自分の死期も分かっていたようでした。 ぴーちゃんが亡くなってしばらく経った後も、知らない方から 「ここにいた猫は?」と たくさんの方から声を掛けられました。 そういうお声のなんと多いこと こんなにたくさんの方の心を癒していたのか、愛されていたのか、と思った時、 愛しくて愛しくて 初めて大声で泣きました。 ぴーちゃんの偉大さを死んでから知ったのでした。 実に立派な猫だったと思います。 もし神様が もう一匹 望みをかなえてやろうとおっしゃったなら 私は迷わず サビ猫ちゃんをください、とお願いすると思うのです。 ただ、私にとって福が最後の猫だと決めています。 あと20年、頑張らねばね ぴーちゃん物語、長々読んでいただき ありがとうございます。 いよいよ、明日は第4コーナー 現役が登場します・・・可愛いじょぉ〜〜 ふと気がついたら、5枚しか載せてなかったです 追加です。 ハチ君 サクラちゃん 枕になっている ぴーちゃん です。
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