また犬ご飯のレシピ本を買いました。
これは「Kitchen Dog!」の新刊で、療養食や老犬食など症状別のレシピも載っています。
春のレシピ、夏の〜など季節の旬の物を使ったレシピもあって、重宝しそうです。
間に栄養学の豆知識やエッセイなども載っていて楽しめます。
私がこの著者の本が好きなのは、先ず、この著者の愛犬が大型犬なので、分量がそのままルークに使えてラクなこと。(笑)もちろん、カロリー換算表も載ってるので小さい子でもカロリー計算できます。小分けにして数日分に分けてもいいと思います。
それから、この著者の考え方が好きなこと。
「こうした方がいいですよ。」という提示はしつつも、「愛犬の様子を見ながら、飼い主さんが工夫してあげてくださいね。」という辺りが好きです。
豆知識は頭の隅に入れておいて、オリジナルでいいんじゃないかと思います。
エッセイに、老齢で去年なくなった愛犬の話が書いてあって、
最期が近い頃、犬を抱きしめて
「もし死ぬのなら、今死んでもいいよ。おかあさんがしっかり抱きしめてあげるから。ひとりぼっちで死なないでね。」
というのを読んでじ〜んとしました。
仕事で留守がちな著者だからそう思ったんでしょう。私も、もし断れない事情---冠婚葬祭とか、もうすぐ始まる裁判員制度で選ばれただとか---で断れない事情で留守した間に、ひとりぼっちで死んでしまったら。そう考えただけでつらくなります。
レシピ集だけじゃなくて、色々と考えさせられる本でした。
せめて今は、美味しい、身体にいいごはんを作ってあげよう。
この笑顔が、少しでも長く見ていられるように。
ア●ゾンのサイトで、この本の中身が少し見れます。
↓
こちらから。
画像をクリックしてみてくださいね。