日曜日のことである。
ボ:「ケンー。金曜日、病院に送ってくんしゃい。」
ケ:「え゛?!火曜から母ちゃん所行くって言うてたのに・・・(ボソッ)」
ボ:「どげんしようもなかもん。」
よ:「突然言われたら、予定がたてられんやろが・・・(ボソッ)」
ケ:「ほんなこっちゃん。」
が、しかし!
このボスとケンのやり取りの前には・・・
よ:「あれ?今度、いつ出発??」
ケ:「10日。」
よ:「ん?何時?」
ケ:「10時。」
よ:「ん?朝の?」
ケ:「うん。」
よ:「って、ケン言うてたけど、聞いた?」
ニ:「知らん。あ゛!書類、全部再発行したって聞いた?」
よ:「知らん。探し続けるとこやった。」
前回の海外留学前に、私に書類を預けて行った!と言うのだが・・・
ニ:「よめちゃん、そういうのは必ず俺に言うやろ。俺が聞いてないって事は、預かってないよ。」
全く私の記憶になく、家中ニャ王と二人して、わが家にあるケンの荷物を探し続けていたのである。
人は、相手の気になる部分を自分自身も持っていて、
『うつし鏡』として見せて貰っている。
と、よくニャ王にも言われるのだが、
私は心の中で、
よ:「(ケ〜ン!言葉の意味、理解出来てますか〜!突然言われたら・・・は君に言っているのですよ〜!!)」と、叫んだのである。
そして私自身、そんなボスとケンを見て、
気をつけよ〜!!!
と、思うのである。
とは言うものの、気ままな抹茶と、
ニ:「全然かわらんし。一緒やん。ケケケ♪」
いや〜な笑い方に、抹茶と同じ反応を同時に同じ(ような)顔をしてしまい、
余計、笑いを誘ってしまうことが多々あるのである。
そんなケンだが、抹茶はケンが大好きである。
家に来て帰るときには、
窓から離れようとしないのである。
さてさて、今回はいつから、わが家に来るのであろうか!?
いつ、告げられるのか!?
次回予告
『現れたケン』
おたのしみに?!